JAPAN TOUR

少しずつ9月下旬からの日本ツアーの予定が決まってきました。今回は去年も一緒に行ったパーカッショニストの武石聡さんとのデュオと、ソロでも数カ所回ります。みなさんに久しぶりに会えるのを楽しみにしています。

そして10月頭には韓国で行われるJarasum International Jazz Festivalにデュオで出演します。これも非常に楽しみです。

ここ数週間はニューヨーク近辺にいましたが、明日のコンサートを皮切りに少しずつ遠征が増えてきます。今週末はまだニューヨーク州ですが、北上して演奏してきます。

下記今決まっている日本のスケジュールです。

9/27(土) 浜松 ハーミットドルフィン(ソロ)

9/29(月) 神戸 萬屋宗兵衛(デュオ)

9/30(火) 岡山 城下公会堂(デュオ)

10/8(水) 京都 live spot RAG(デュオ)

10/9(木) 東京 キチム(デュオ)

10/10(金)横浜 KAMOME(デュオ)

10/12(日)神奈川湯河原 ギャラリー飛ぶ魚(ソロ)

   

7月

ニューヨークも本格的な暑さになってきました。日本ほどではないですが、ニューヨークは海が近いのか割と蒸し暑いときもあります。弦が錆びるのもはやいです。

レコーディングに向けて一曲一曲構成などを見直しています。作品が少しでも面白くなるように、でも自然にというのを心がけながら取り組みたいと思っています。
最寄りの駅からの景色。週末はビーチへ向かう人達でごったがえします。
またここ最近はECM(ドイツのレーベル)の昔のレコードを聴き直したりもしています。今になってすごく響いてくるアルバムが多いです。

The Other Side of the World

最初に自分のCDをリリースして10年が経ちました。バンド名義のCDで”The Other Side of the World”です。10年を経て家に段ボール箱がたくさんあったのがおかげ様でだいぶ減り在庫が残り少しになりました。

自分のアルバムを普段聴くことはありませんが、時折聴き直すことがあります。久しぶりにこのアルバムを聴いてみました。今とは違う音楽性、プレイですが、このときならではの勢いがあります。言葉ではうまく表現できませんが、最初のアルバムということもあってそれまでの様々な自分の思いや音楽観が詰まったものになっていると改めて思いました。

自分にとってこの作品の季節は夏です。暑い夏の日にボストン郊外でレコーディングをしたのを思い出します。

i-tunesではいつでもダウンロードできますが、アルバムをCDとして欲しいという方がおられましたら、まだ下記のページから購入できます。
http://www.cdbaby.com/cd/interoceanico

購入に関し質問などあれば、mail@hiroyatsukamoto.comまでお願いします。

ソロライブ in NYC

本格的な夏らしい天気が続いています。個人的にはワールドカップ観賞を楽しんでいます。

新しいCDの製作に向けて曲を練習したり構想を練ったりしています。

来週は久しぶりにニューヨーク市内でのソロライブです。

動画

日本は梅雨でじめじめとしてることかと思います。こちらも何となく雨が多いような気もするこのごろです。

先週のバーモントでの演奏がYou Tubeにあがっていました。普段よく演奏しているスコットランド民謡の”Water is Wide”です。単にメロディーを繰り返しているだけでも気持ちのよい曲で、デュオでもどこまでシンプルにできるかといった感じで演奏しました。

imagine

先日初めてセントラルパークのストロベリーフィールドへ。ジョンレノンが住んでたダコタハウスの近くです。

ジョンレノンがなくなって30年以上経ちました。”Imagine”と地面に書かれギターを持った人達が”Imagine”を歌っていました。その様子を見ていてなにか言葉で表せない気持ちになりました。

ヴァーモント

この週末はヴァーモント州へ。土曜日曜と武石さんとデュオで演奏してきました。

さすがにヴァーモントは遠かったです。ニューヨークから北へ約6時間半ほど。

一日目は去年行ったブランドンという町のBrandon Music。イギリス人夫婦が経営しているお店で、元々納屋(Barn)だったのを改装して天井の高い素敵な空間になっています。

ブランドンでのセットはこんな感じ。
ブランドンでのコンサートを終えてその足でさらに北のバーリントンへ。演奏は翌日の昼でしたが翌日の帰りの長いドライブを考え前日入りしました。
二日目はこの町バーリントンでのバーリンドンディスカバージャズフェスティバルでの出演でした。バーリントンはヴァーモント州で最も大きな町です。
バーリントンの町並み。向こうに見えるのは湖。
この寒い地にやっと夏がやってくるということで地元の人達が今の季節を精一杯楽しもうというのが伝わってきました。このジャズフェスは町のいろんな所にステージがあるのですが主催者が今回は自分たちの音楽も考慮してくれたのか屋内でのスペースでの演奏でした。そのため演奏する側も聞く側も集中できよかったです。
二日間デュオでやって本当にいろいろと個人的に勉強になりました。これからの演奏の方向性なども考えていきたいと思っています。
ヴァーモントのこの時期は非常に緑が深く長旅でしたが両日とも晴天にも恵まれ良い週末でした。しばらく武石さんとの演奏はありませんが、このデュオで9月終わりから日本でも演奏しますのでこちらもぜひ見に来て下さい。去年とはまた違った世界を楽しんでもらえるのではと思っています。

Fairhaven Furniture

昨日は今週2度目のコネチカットへ。

今回は武石聡さんとのデュオということで二人で車で行きました。土曜ということで渋滞を予測して早めに出たのでニューヘブンで演奏前に余裕がありゆっくりできました。

今回の会場はFairhaven Furnitureという家具屋さん。外観もセンスがいいです。
このコンサートの良いところはお客さんが置いてあるいろんなイスやソファーに座って音楽を楽しめるところ。座っている場所が違うのでこちら演奏側から見ていてもいろんな姿勢の人達が見えておもしろかったです。
久しぶりのデュオはやはり楽しかったです。武石さんの演奏を聴きながら演奏するのは何とも言い難い心地よいものがあります。
今週も二人で二つコンサートがあるのでこちらも楽しみです。ただ場所がバーモント州なので遠いので覚悟して行ってきます。

ハムデン

昨日はコネチカット州のハムデンという町へ。

マンハッタンからメトロノース(電車)でニューヘイブンまで2時間。そこでピックアップしてもらい演奏会場まで。

図書館に隣接したホールが会場でこういう高く、幅の広い場所での演奏もサウンドシステムさえしっかりとしていれば相当気持ちがいいです。今回は日本人の方をふくめ子供からお年寄りまでいろんな方が聴きに来てくれました。

今週末はまたこの町の近くニューヘイブンに今度はパーカッションの武石聡さんとの久々のデュオで演奏します。

フィラデルフィア

今週はフィラデルフィアへ。

夏のアウドドアでのコンサートシリーズです。

演奏した古本屋のWalked a Crooked Mike Bookstoreの前。
この古本屋も約20年やってるということですがインターネットの普及でなかなか売れず今年で最後になるかもしれないということです。いろんなことが便利になったものの、なにか寂しい気がします。それでも時折子供から大人まで立ち寄っては本を物色している姿がありました。
コンサートの途中から日が陰り出して寒くなってきました。思わずパーカーを羽織って演奏しました。
帰りに映画「ロッキー」のシーンで有名になったミュージアムの階段の前を通りました。観光の人達もたくさんきていました。
そして最後は案の定人の波につられてチャイナタウンへ。たまたま見つけた日本のラーメン屋へ。まさかこんなところでラーメンが食べれるとは思ってもいませんでした。