ナイロン
オペラハウス
コロラド
デラウエア、ペンシルバニア
今週はデラウエア州とペンシルバニア州へ。ニューヨーク南下して2、3時間です。
秋
久しぶりの投稿です。ニューヨークも急に冷え込んできました。郊外に出ると紅葉がきれいです。
先週末はマンハッタンでトリオでライブをしました。よくある表現ですがニューヨークのエネルギーを感じた夜でした。演奏したブラジル人ミュージシャン、ヴィトールとホジェリオの息もピッタリ。自分も20代の一時期ブラジル音楽にどっぷりはまっていたので演奏していて同じ言語を割と共有できているのを感じました。
友人のギタリストのロスハモンド(Ross Hammond)が東京は下北沢のレテで20日にソロライブをやります。彼とは8月にカリフォルニア州のオークランドで共演しました。スライド奏法を多様するスタイルですがブルースにとどまらない自由な演奏が魅力です。東京のみなさんよかったら応援行ってあげて下さい。
End of summer
写真がうまくアップできなかったので更新していませんでした。
早いもので8月が終わりました。後半は西海岸へ。ニューヨークへ帰ってくるとやはりじめじめとしていて、西のすかっとした汗をかかない空気を思い返しています。それぞれの場所でいろんな出会いがありました。一人一人との関わりは短いですがどれも残っています。
皆さんはどんな夏でしたか。また写真もアップします。
夏のノート
日本はお盆ですね。ニューヨークはここ数日暑さがすごいです。部屋でギターを弾いても手に汗をかきます。ちょっとバテています。
こちらにいても不思議とこの季節になるとお盆や終戦記念日のことを思い出すものです。そして個人的には、初めてギターを手にしたのもこの季節でした。
そして16年前初めてボストンに降り立ったのもこの時期です。最初は音大の寮での一ヶ月間で英語の勉強をやりつつギターを練習していたのを思い出します。いろんなことが初めてのことばかりで戸惑いながらも9月から始まる音楽漬けの生活を楽しみにしていました。今から考えると、もっといろんなことをやったり考えたりしたらよかったと思うことがたくさんあります。
バンドで最初のアルバムをレコーディングしたのも夏でした。ボストン郊外の暑いスタジオで8人のメンバーで挑んだ録音でした。エンジニアもこの季節に見たくないうような暑くるしい見た目のおじさんでした。でも彼もメンバーも頑張ってくれました。
おそらく夏になるとみなさんそれぞれのいろんな夏を考えるのでしょう。そしていつも過ぎて行くのが速いのも夏。残りの8月はツアーに出ますがその準備をしつつそんなことを考えていました。
メインへ
7月最後の週末はメイン州で行われたOssipee Valley Music Festivalで演奏してきました。ニューヨークからだと7時間ほどかかるので前日途中にあるボストンの知り合いを尋ねてから行きました。
北へ進むにつれ針葉樹が多くなっていきます。フェスティバルは山の中で行われ大体の人がキャンプをします。自分も今回はテント持参でキャンプをしました。
元々ブルーグラスのフェスだったこともあり、今は自分のようなミュージシャンもいますがそれでもやはりブルーグラス色の強いイベントで、夜中はそこらじゅうでセッションをやっていて歩いているといろんな所からブルーグラスのスタンダード曲が聴こえてきました。
今回の自分の出演時間は夜中。日中に比べて静かになったとは言えそれでもまだセッションやダンスをしている音が聞こえながらでなかなか集中するのは簡単ではなかったですが、真夜中の山の空気を吸いながら普段味わえない環境で弾きました。
終わってからはジャムセッションに参加。テントに戻ったのは午前3時、戻って来てからも楽器の音が違う場所から聞こえていて不思議な気持ちで眠りにつきました。
ミシガン、インディアナの夏
ミシガン、インディアナ州で演奏してきました。
一日目はミシガン州に着き、ミシガン湖沿いのサウスへーブンというま所でのコンサートでした。この町は3度目ですが、毎回演奏するスペースが異なり今回はミュージアムのギャラリーでした。
コンサートの直後、お客さん達がミシガン湖の夕暮れを見たことがあるかと聞いてきて、「ないです」と答えると「一度はみておかないと」ということで慌てて連れて行ってくれまして日が沈む前に何とか間に合いました。
翌日は内陸のイーストランジングのプラネタリウムでの演奏でした。生演奏と一緒に星空を眺めるというコンセプトで、こちら側も星空が動き、空の色が移り変わっていくのを見ながらそれに合わせて即興的にアプローチしました。星空を見ながら最近は星空も長いこと見ていなかったなと思い返させてくれたプラネタリウムでの演奏でした。
その後インディア州へ移動してサウスベンドでコンサートでした。途中ですごい雷雨にあいましたが辿り着き時計を見ると思っていた時間よりも1時間過ぎていました。ミシガンの人達からインディアは1時間時差が早いので時計を1時間前に戻したらいいよと言われたのでそうしていたのですが、実はインディア州の中でもエリアによって時差があるようでこのサウスベンドはミシガンと同じ時間。ということで到着してすぐ慌ててセットアップして弾きました。
ホテルに戻ってテレビを付けると大統領選挙のことばかり。
インディアナ州サウスベンドの後は再びミシガンへ戻りトリニティーハウスシアターというライブ会場でした。ここは3度目。今回はもう一つのアクト、Neptune’s Car(フォークのデュオ)とのジョイントで、せっかくの機会なので自分のストーリーを語る曲も英語でやり、メンバーの二人(ホーリーとスティーブ)にはギターとコーラスで参加してもらいました。二人の参加で急に曲調がアメリカーナに。(アメリカーナはジャンルの呼び方でルーツの匂いのするオリジナルと音楽という感じでしょうか)
そして最終日は、インディアナポリスの近くのノーブルズビルという町でのコンサート。ここへ行く途中はコーン畑の広がりいかにも中西部らしい景色が続きました。ツアーの時は道中大体地元のラジオを聴きながら行くことが多いのですが、この辺りはキリスト教の番組も多く、アメリカでも色々あると思わせてくれた今回のツアーでした。