先日初めてセントラルパークのストロベリーフィールドへ。ジョンレノンが住んでたダコタハウスの近くです。
ジョンレノンがなくなって30年以上経ちました。”Imagine”と地面に書かれギターを持った人達が”Imagine”を歌っていました。その様子を見ていてなにか言葉で表せない気持ちになりました。
この週末はヴァーモント州へ。土曜日曜と武石さんとデュオで演奏してきました。
さすがにヴァーモントは遠かったです。ニューヨークから北へ約6時間半ほど。
一日目は去年行ったブランドンという町のBrandon Music。イギリス人夫婦が経営しているお店で、元々納屋(Barn)だったのを改装して天井の高い素敵な空間になっています。
昨日は今週2度目のコネチカットへ。
今回は武石聡さんとのデュオということで二人で車で行きました。土曜ということで渋滞を予測して早めに出たのでニューヘブンで演奏前に余裕がありゆっくりできました。
今週はフィラデルフィアへ。
夏のアウドドアでのコンサートシリーズです。
去年から映画「The Wound and The Gift」(リンダホーグランド監督)のためのサントラのギターを録音しています。この映画は今年公開予定で、昨日そのベネフィットイベントがマンハッタンであり演奏してきました。
坂本龍一さんがゲストで、自分は坂本さんがソロで演奏された後にこの映画音楽を作曲された永井晶子さん(ピアノ)とデュオで映画の中から幾つかのピースを弾きました。
最初に映画のショートバージョンが上映された後製作に関わった人達による話がありました。本当にいろんな人達の力が重なって一つの作品が出来上がるということを再認識されられました。今回自分もギターを弾いているだけですが関わることができてよかったです。
特にボストン時代自分にとって非常に大きな存在だったギタリスト/作曲家のJulio Santillan(フーリオサンティジャン)。アルゼンチン出身で今は自国に帰りブエノスアイレスに住んでいるのですがこの度久しぶりにアメリカにやってきて演奏するというので聴きに行ってきました。
本当に久しぶりに見た彼のコンサート。新たな感動と共に古い記憶も蘇ってきました。最初に見たのはバークリーの校内でのリサイタル。それから彼の音楽のファンでよくライブに足を運んだものです。
かつては大きな編成で凝った曲を書いていたのですが、最近はシンプルにより南米を押し出したようなサウンドになっていました。とは言っても随所にフーリオならではの箇所が散りばめられていました。派手さはないですが、良く聴くと本当に細部まで良く出来た音楽だなと思います。
帰りにお互いのCDを交換しました。最新作は下の”Meia Laranja”。アルバムがアルゼンチン側とブラジル側に分けられていて、そういうことをするのも彼らしいと思いました。
彼のウェブサイトは以下です。是非チェックしてみて下さい。
http://www.juliosantillan.com
今週も先週に引き続いてハドソン川を上りました。今回はビーコンという町での演奏でした。
ちなみに最近亡くなったフォークシンガーのピートシーガーはこのビーコンに住んでいたということで、ここでも良く昔から演奏していたということです。昨日スコットランド民謡を演奏した後スタッフの人から彼もよくここでその民謡をやっていたと聞きました。しかも昨日は彼の誕生日ということでした。コンサートの際きっと彼のスピリットはそこにあっただろうとみんなも話していて、何かいいものをもらったような気持ちになりました。
今週はハドソン川上流のAthensという町でのコンサートに行ってきました。今回はマンハッタンから電車、アムトラックで約2時間ちょっとでハドソンという町に到着。そこで迎えに来てくれていたスタッフの車で川の対岸の目的地まで30分ほど。古くてこじんまりとした町でした。
Arhens。昔はマンハッタンから穫れた鯨をこの上流まで運びそこで解体していたそうです。Hudsonの町のマークに鯨が描かれている理由が分かりました。
このコンサートではコンサート後のレセプションとB&Bも用意されていました。コンサート会場からすぐのところでのレセプションで来てくれたお客さんとの交流を楽しみました。普段ここまでみなさんと深く話すことはなかったりしますが、昨晩はこのような場が設けられていたのでいろいろと話し込めてよかったです。