２年ぶりに新しいアルバムがリリースされることになりました！タイトルは「Places」、９／１９に333discsより発売になります。今回のツアーは新しい作品と共に回ります。
今作はソロも数曲入っていますがメインは武石聡さんとのデュオです。前作とはまた違った世界を楽しんでもらえると思います。
そして、CD製作の過程でジャケットのデザインなどをここ数週間やってもらっていましたが、前作と同様、菅渉宇さんに携わってもらい、素晴らしい仕上がりになりました。
ニューアルバム
追加公演！
今月末からの日本ツアーの追加ソロライブが２つ決まりました。
一つ目は９／２６（金）静岡市のLIVING ROOMというとても雰囲気の良い空間です。そしてもう一つは東京、下北沢のleteで１０／１１（土）。ここは３回目の出演です。かなりこじんまりとしていますが、その分アコースティックギターをよりアコースティックに鳴らすことのできる数少ないスペースです。
９月２６日（金）at LIVING ROOM
開場：１８：００ 開演：１９：００
チャージ：￥２５００円
予約：電話054-260-7605または、メールrock47@vc.tnc.ne.jpまで
住所：〒420-0035 静岡県静岡市葵区七間町10-9 シンワビル4F
コロラド
コロラドから帰ってきました。今回はコロラドで６回のコンサートをやりました。デンバーに到着し、そこから車でどんどん西へ進みます。
だいぶ乾いた感じの景色が広がってきます。
東海岸に比べて空気がすかっとしていて気持ちが良くなんともいえません。最初の４つのコンサートはこのエリア、Garfield Countyでやりました。
コンサートの様子。外には山が広がります。
同じ所に４日間滞在していたので初日以外移動は楽でした。そのため朝起きて山に行く時間がありせっかくなので歩いてきました。
最初に行ったのはこの透き通る湖Hanging Lake。ここまで行くのは結構な山道でしたが行った甲斐がありました。
こっちは更に西へ向かいコロラドナショナルモニュメントというところ。
６日間続けてのツアーだったのでとてもよい練習になりました。
今回もいろいろと良い出会いもありました。そして自然のスケールの大きさを感じた旅でもありました。走っても走っても人っ子一人いない景色が続くこともよくありました。
コネチカット、マサチューセッツ
先週末はコネチカットとマサチューセッツへ。
コネチカットはニューヨークに隣接する州ですが渋滞がすごくいつも時間がかかってしまいます。この日も例外ではなくとろとろ運転でようやく到着。
コンサートはワイナリーでの演奏。緑がきれいな場所でした。
この建物のすぐ隣で作られたワインを飲みながらコンサートを楽しむという、ワイン好きにはいいですね。
翌日はマサチューセッツに移動して野外でのコンサートシリーズ。夕方から徐々に空が暗くなってゆく中での演奏で温度、風、心地よかったです。
ヴァージニア、メリーランド
今週はメリーランドとヴァージニア州へ。
一日目はワシントンDCの近くシルバースプリングという町でのコンサート。着いてすぐ今回のコンサートのホストの息子さんがワシントンの有名どころへ軽く観光案内してくれました。
マーティンルーサーキング牧師の記念碑にて。
たくさんの人が集まっていました。彼のアメリカの歴史における存在の大きさを感じました。その後コンサート会場へ。
この日は家のリビングでのコンサート。前にも書いたことがありますがこっちではこのハウスコンサートというのが結構あり、その時だけ家がライブハウスに変貌します。
リビングにたくさんの人が集まってくれました。
コンサートのあと残ってくれたメンバーと。いろんな国の人達が来てくれました。
次の日は隣の州ヴァージニア。西へ進むにつれ緑が濃くなっていきます。ヴァーニジアで演奏したのは今回が初めてでした。
この日の演奏場所はFranklin Parkという施設の中のシアター。音響のお兄ちゃんがとても真面目な人でちゃんと音を作ってくれてとてもやりやすかったです。前日とはまた違った演奏環境で勉強になります。この日は子供からお年寄りまで幅広い年齢層が聴いてくれました。
南部ツアー
今回はサウスカロライナ、ノースカロライナとジョージアの３州で演奏してきました。まずはノースカロライナのシャーロットに着き腹ごしらえ。南部らしく”Pulled Pork”という豚をスモークしたもの。くせになりそうです。
“Pulled Pork”
一日目はサウスカロライナのコロンビアという町。大きな河が流れる町でした。湿気ていて暑くなんともいえない南部という感じの空気が流れていました。コンサートに足を運んでくれた人達はとても良い人達ばかりでした。
この日はオーナーの家に泊めてもらいました。森の中にある家ですがすがしい朝でした。
２日目はノースカロライナのウェインズビルという町へ。グレートスモーキー山脈の中にある町でとても雰囲気の良いところでした。山が深く気持ちがよかったです。
演奏したのはストランドシアター。素晴らしい音響のなか演奏できました。この町に住む日本人の方も来てくれて嬉しかったです。
曇っていましたがここ向こうにグレートスモーキーが見えます。
腹ごしらえはまたもこのローカルな感じに惹かれ、この”Bar-B-Que Wagon”というバーベキューの店へ。またもPulled Porkを注文。最高でした。
最終日はジョージア州に移動して、ジャズクラブVelvet Noteでのライブ。
ジャズ系の店では長くやっていなかったので、最近の自分の音楽で大丈夫かなと心配でした。でも来てくれた人達も楽しんでくれたようでほっとしました。
日本ツアー
日本はとても暑いことと思いますが皆さんどうお過ごしでしょうか。
来月からまた今年も一年ぶりに秋の日本ツアーを行うことになりました。去年に引き続きパーカッションの武石聡さんとのデュオとソロでも幾つかコンサートをします。ぜひ聴きにきてもらたらと思います。以下今のところの日程です。
塚本浩哉 JAPAN TOUR 2014
９月２７日（土） 浜松 ハーミットドルフィン （ソロ）
●開場：１７：００ 開演：１８：００
●住所：〒４３０−０９４４ 静岡県浜松市中区田町３２６−２５ KJスクエア２F
●料金： 前売：２,５００円 当日：３，０００円
●予約：電話０５３−４５１−１８０７、またはメール：hermitdolphin@gmail.com
９月２９日（月） 神戸 萬屋宗兵衛 （デュオ）
●開場：１８：３０ 開演：１９：３０
●住所：〒６５０−００２２ 神戸市中央区元町通１−８−４−B１
●料金： 前売：３,０００円 当日：３,５００円
●予約： 電話：０７８−３３２−１９６３
９月３０日（火） 岡山 城下公会堂 （デュオ）
●開場：１９：３０ 開演：２０：００
●住所：〒７００−０８１４ 岡山市帰宅天神町１０−１６城下ビル１F
●料金：前売：３,０００円 当日：３,５００円 （別途ドリンク５００円）
●予約：メール：info@saudage-ent.com 又は電話０８６−２３４−５２６０にて。（電話でのお問い合わせは１５時以降でお願いします（火曜定休日）
１０月８日（水） 京都 live spot RAG （デュオ）
●開場：１８：００ 開演：１９：３０
●住所：京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町521 京都エンパイヤビル5F
●料金：前売：3,１00円 当日：3,６00円
●予約：電話 075-255-7273または、下記のオンラインページで受け付けています。
１０月９日（木） 東京 キチム （デュオ）
●開場：１９：３０ 開演：２０：００
●住所：〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-7 吉祥ビルB1
●料金：前売３,０００円 当日 ３,５００円
●予約：info@kichimu.la
１０月１０日（金） 横浜 KAMOME （デュオ）
●開場：１９：００ 開演：２０：００
●住所：
神奈川県横浜市中区住吉町６丁目７６
●料金：３，５００円
●予約：メール kamome@yokohama-kamome.comまたは、電話 045-662-5357で受け付けています。お名前、人数、日時、ミュージシャンの名前、メール、電話を明記の上お送り下さい。
１０月１２日（日） 神奈川湯川原 ギャラリー「飛ぶ魚」 （ソロ）
●開場：１３：００ 開演：１４：００
●住所：
〒259-0312 神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜 ２０００－１２
●料金：２,５００円
●予約： 0465-46-7702
メインへ
ミシガンから帰ってきてからすぐにアメリカ東海岸最北の州の一つメイン州へ。オシピーバレーミュージックフェスティバルに出演するために行ってきました。メインへは今回が初めてでしたがやはり遠かったです。でもそれだけ行ったかいはありました。
一日目は到着してすぐにこのステージでやりました。自分の演奏した時間はまだ明るかったですが夜が更けて来るととてもよい雰囲気でした。
フェスに来ている人達のほとんどはキャンプです。今回は自分も久々にキャンプしました。みんな設備も本当にばっちりで、本格的に「遊ぶ」のがうまいです。アメリカ人はこうして夏休みを楽しむために他の季節頑張っていると言っても過言ではありません。
そして醍醐味はライブ終了後の真夜中のセッション。こっちのフェスのすごいところが聴きに来るお客さん達が基本的に楽器を弾くのが大好きなためこのようにセッションになります。知らない人達も楽器を通して一気に仲良くなります。
今回は自分も参加していろいろと勉強になりました。こうしてルーツ音楽が継承されているのが分かりました。
二日目はまた違ったロケーションでの演奏で、聴き込める雰囲気でやりました。風通しのよい空間で気持ちがよかったです。
自分の出番が終わるとあとは他の出演者のライブを楽しみます。いろんなアコースティックなミュージシャンが出ていましたが本当にうまいなあという人もいくつかいてびっくりしました。
メインの早朝。緑が深くきれいでした。
ミシガン２
ミシガンとイリノイから帰ってきました。ツアーの後半のレポートです。
３日目はギターワークショップをやりました。今回は自分がソロでやる際に用いているダドガドというチューニングについて。今回は課題曲としてこれもよくやっているスコットランドのWater is Wideを。ミシガン州のミュージシャンは滋賀県と姉妹州とかで、琵琶湖のミシガン号で演奏した人も何人か出会いました。
翌朝近くにある世界的に知られる楽器屋さんElderly Instrumentへ。ワークショップを企画してくれたBenがかつてここで働いていたこともあって連れて行ってくれました。開店午前１１時少し前に行くと店の前には列が。ラーメン屋ならともかく楽器屋で開店前に列ができるのは初めて見ました。店内はさすがの品揃えでした。とても買えないですが見るだけでも楽しかったです。
観光客風に店の前で一枚。
次の目的地は、西のミシガン湖畔の町ソーガタック。ここにあるSaugatuck Center for the Artsでのコンサートです。この辺りは夏になれば観光地としてぐっと人口が増えるそうです。確かに前に来たときはかちかちに凍ったミシガン湖に人気は全くありませんでした。
会場の前はこんな感じでのどかでした。
なかなか良い空間でした。
翌朝イリノイへ向かいました。途中湖の見える良い場所はないものかと散策していたらきれいな砂浜を発見し、しばし止まりました。
イリノイ州はロックフォードという町へ。かつて日本でも人気のあったバンド、チープトリックの出身の町です。演奏したのはアンダーソンガーデンの夏のコンサートシリーズ。今回は姉妹デュオのLily & Madeleineのオープニングとして演奏しました。さすがの姉妹だけあり、息ぴったりのハーモニーを聴かせてくれました。
この日はものすごく暑く湿気の多い日でした。おかげで演奏する側も聞く側も汗びっしょりでした。ミシガン、イリノイのように寒さの厳しい地域は夏限定のイベントも多く、夏を精一杯楽しもうというのが伝わってきます。良いツアーでした。
ミシガン
夏のミシガンは気持ちがいいです。前回は真冬でそれはそれできれいだったのですが雪に悩まされたので今回はそんな心配もなくすがすがしいです。
一日目は図書館でのコンサートシリーズ。
お店のような”Open”という看板がおもしろかったです。
空腹での演奏だったので終わってすぐがっついてしまいました。
二日目はリボニアという町へ。ここにあるライブハウス”Trinity House Theatre”にて演奏。この場所のことはいろんな人達から聞いていましたがやはり素敵な場所でした。聴きに来る人も演奏側も音楽にぐっとフォーカスできる環境が素晴らしいです。ミシガンの人達は暖かいです。
