日本公演

来月2月の公演の日程です。みなさんに会場でお会いできるのを楽しみにしています。

WINTER JAPAN TOUR 2017
2月3日(金) 岡山 城下公会堂
オープニングアクト: 高尾和樹(ギター)
開場:19:00  開演:19:30
料金: 前売り2,800円 当日3,300円
ご予約/お問い合わせ: 城下公会堂 オンラインで予約可能です。086-234-5260 (電話でのお問い合わせは15時以降でお願いします。火曜定休日。
住所: 岡山市北区天神町10-16 城下ビル1F
2月4日(土) 鳥取(倉吉) SAON
開場:18:00  開演:19:00
料金: 前売り2,800円 当日3,300円(ドリンク代別)
住所: 鳥取県倉吉市魚町2521-1F
ご予約/お問い合わせ:  0858-38-9023(火曜定休日) またはメール ateliersaon@gmail.com
2月5日(日) 大阪 創徳庵
スペシャルゲスト:中村雄二郎(ドラムス)
開場:17:00  開演:17:30
料金: 前売り2,800円 当日3,300円
ご予約/お問い合わせ: 080-1476-1934 またはメール soutokuann@yahoo.co.jp
住所:大阪市北区中崎西4-2-30
お店のブログ: http://ameblo.jp/soutokuann/
2月6日(月) 京都 live spot RAG
開場:18:00  開演:19:30
料金: 前売り2,800円 当日3,300円
ご予約/お問い合わせ: 075-255-7273 または、オンラインにて
住所:〒604-8001 京都市中京区木屋町三条上ル 京都エンパイヤビル5F
2月8日(水) 静岡 LIVING ROOM
開場:18:30 開演:19:00
料金:2,700円
住所:〒420-0035 静岡県静岡市葵区七間町10-9 シンワビル4F
ご予約/お問い合わせ:電話054-260-7605、またはメール:rock47@vc.tnc.ne.jpにて。
2月9日(木) 東京(原宿) dAZE(デイズ)
開場:19:00  開演:19:30
チケット: 前売り2,800円 当日3,300円 (別途ドリンクオーダーをお願いいたします)
予約: mail@hiroyatsukamoto.comまで
住所: 東京都渋谷区神宮前3-27-17 T’S TWOビル3階
電話: 03-5412-0938
2月10日(金) 東京(三軒茶屋)  タビラコ
開場:19:00   開演: 19:30
料金: 前売り2,700円  当日3,000円(別途ドリンクオーダーをお願いいたします)
ご予約/お問い合わせ: tabiracoyoyaku@gmail.com まで お名前、連絡先、人数 をお知らせ下さい。 ※返信がない場合はメールが届いていない可能性があります、お手数ですが03-3439-5353までご連絡下さい
住所:東京都世田谷区世田谷4丁目13-20
電話: 03-3439-5353
ウェブサイト:http://tabiraco.jugem.jp/
2月11日(土)茨城(土浦) music plant 土浦
スペシャルギターセミナー + ミニコンサート featuring 田中真理(ギター/司会)
開演:14:00
料金:2,500円 学割:2,000円
〒300-0038  茨城県土浦市大町13-21
TEL:029-823-6944
お店のHP: www.music-plant.com/shopinfo/tsuchiura.shtml
ご予約/お問い合わせ: ミュージックプラントつくば店: 029-856-1366  土浦店: 029-823-6944
2月11日(土) 千葉(稲毛) 稲毛オープンスタジオ
featuring 田中真理(ギター)
開場:19:30   開演: 20:00
料金:前売り2,500円  当日3,000円
住所:千葉市稲毛区稲毛東2丁目16-38
ご予約/お問い合わせ: ふらわあすたじお彩 043-241-6267 (9:00-19:00の間でお願いします)

2016

あっという間の1年でした。様々な場所に行き演奏してきました。元々楽器を弾く際に頭で色々と考えてしまうタイプでしたが、それに違和感を覚え、考えることよりもとにかく現場をこなしていくということでしか自分の納得できる演奏は出来ないと思い、その点にフォーカスしてきました。それによってソロで様々な状況で弾くことにも慣れてはきましたが、同時にそれでもなかなか克服できないこともあるのも感じています。これまで体、感覚的なところで弾き続けてきましたが少し頭で考える部分もこれから加えていこうと思います。
どの場所も脳裏に焼き付いています。色んな所で曲を作ろうと試みました。形になった数曲とならなかった多くの断片。色んな人達に出会いました。笑顔の人、泣いている人、それぞれのストーリーも聞きました。個人的なものから政治にまつわる異なる意見。複雑なようでシンプル、でもやはり容易ではありません。自分の中で色んなことをまとめようとはしていますが難しいです。
歳のせいもあるのか物質的なものにあまり魅力を感じなくなってきている自分がいます。物、情報の溢れる時代の潮流の中でも自分の目線で何が必要か考えていきたいです。結局いい曲を書いてそれをいい音で発信することですね。
ジョ―ジワシントンブリッジからのマンハッタン

ナイロン

早いものでもう年末です。ここ4年ほど基本的に自分のコンサートではスティール弦のアコースティックギターを弾いてきましたが、今月久しぶりに弾いてみたこのナイロン弦がぐっとくるものがありこの前のボルティモアでのライブで用いました。思っていたよりも弾きやすく何かヒントになることも多かったです。昔はナイロンを長年使っていましたがある一定使ってきてクラシックギタリストを見るとまだまだ自分には無理だなと思っていました。でも気軽にまた弾き込んでいこうと思っています。

このギターはギター製作家、本郷道太さんの2004年の作品。繊細で素晴らしいリスポンスです!

オペラハウス

ペンシルバニア州のジムソルペという町へ。アメリカのスイスと呼ばれているヨーロッパのような雰囲気の町です。ここにあるオペラハウスでのライブでした。やはりこういう空間で演奏するのは非常に気持ちがいいものです。ただ天井がとても高いため音の反響も大きくその辺りが難しいです。

面白いのはアメリカの比較的大きな町にオペラハウスがあるのは分かりますがすごく辺鄙な場所でもかつてオペラハウスが建てられていて昔はいろんな芸人が回ってきていました。今ほど娯楽もなかったためそういう音楽などの文化が根付いていたのでしょう。

コロラド

フローレンスの夕暮れ
コロラドツアーが始まりました。寒いだろうと思って手袋やセーターなども用意してきましたがデンバーに着くと夏のような気候。Tシャツで過ごせます。
一日目はデンバーから2時間ほど南へ下がったフローレンスでの演奏。去年もここで演奏しましたが、前回は前日山の中で高度の高い所から降りてきたため耳の調子がおかしかったのを覚えています。しかも12月ですごい雪でした。
演奏したのは1800年代終わりに建てられた教会を改装した場所で雰囲気も良かったです。去年から壁や照明もパワーアップしていました。

ライブ会場のBell Tower Cultural Cente

デラウエア、ペンシルバニア

今週はデラウエア州とペンシルバニア州へ。ニューヨーク南下して2、3時間です。

一つ目はウィルミントンのダウンタウンの教会での演奏。普段クラシックのコンサートをよくやっている教会ということでそれだったらその仕来たりに従うつもりでマイク、アンプ無しでやってみることにしました。最近はペダルを置いたり色々と繋いでやっていたため足元と目の前に何もないのが変な感じでした。そのままの自分を見られている感じで何も隠せない、飾れない、そんな心境でした。決してやりやすくはないですが、本来はこうあるべきで時にはこういう機会も必要だと思いました。
教会が終わると次はペンシルバニア州の州都のハリスバーグの近くでのコンサート。こちらも天井の高い空間でした。去年にライブに来てくれた人も戻ってきてくれていました。
最近は大統領選挙もいよいよということで人と話す際も何かと選挙の話題に。アメリカ人も今回に関してはこれまでで最も良くない選挙と見ている人達も多く、どちらにも投票したくない、なので選挙にも行く気がしないという人も。自分は投票権もないので傍らで見ているだけですが。
こちらは秋も深まってきました。郊外に行くとハロウィーンのデコレーションも賑やかな季節です。ついこないだ夏だと思っていましたが本当に早いものです。

久しぶりの投稿です。ニューヨークも急に冷え込んできました。郊外に出ると紅葉がきれいです。

先週末はマンハッタンでトリオでライブをしました。よくある表現ですがニューヨークのエネルギーを感じた夜でした。演奏したブラジル人ミュージシャン、ヴィトールとホジェリオの息もピッタリ。自分も20代の一時期ブラジル音楽にどっぷりはまっていたので演奏していて同じ言語を割と共有できているのを感じました。

友人のギタリストのロスハモンド(Ross Hammond)が東京は下北沢のレテで20日にソロライブをやります。彼とは8月にカリフォルニア州のオークランドで共演しました。スライド奏法を多様するスタイルですがブルースにとどまらない自由な演奏が魅力です。東京のみなさんよかったら応援行ってあげて下さい。

End of summer

写真がうまくアップできなかったので更新していませんでした。

早いもので8月が終わりました。後半は西海岸へ。ニューヨークへ帰ってくるとやはりじめじめとしていて、西のすかっとした汗をかかない空気を思い返しています。それぞれの場所でいろんな出会いがありました。一人一人との関わりは短いですがどれも残っています。

皆さんはどんな夏でしたか。また写真もアップします。

夏のノート

日本はお盆ですね。ニューヨークはここ数日暑さがすごいです。部屋でギターを弾いても手に汗をかきます。ちょっとバテています。


こちらにいても不思議とこの季節になるとお盆や終戦記念日のことを思い出すものです。そして個人的には、初めてギターを手にしたのもこの季節でした。


そして16年前初めてボストンに降り立ったのもこの時期です。最初は音大の寮での一ヶ月間で英語の勉強をやりつつギターを練習していたのを思い出します。いろんなことが初めてのことばかりで戸惑いながらも9月から始まる音楽漬けの生活を楽しみにしていました。今から考えると、もっといろんなことをやったり考えたりしたらよかったと思うことがたくさんあります。


バンドで最初のアルバムをレコーディングしたのも夏でした。ボストン郊外の暑いスタジオで8人のメンバーで挑んだ録音でした。エンジニアもこの季節に見たくないうような暑くるしい見た目のおじさんでした。でも彼もメンバーも頑張ってくれました。


おそらく夏になるとみなさんそれぞれのいろんな夏を考えるのでしょう。そしていつも過ぎて行くのが速いのも夏。残りの8月はツアーに出ますがその準備をしつつそんなことを考えていました。

メインへ

7月最後の週末はメイン州で行われたOssipee Valley Music Festivalで演奏してきました。ニューヨークからだと7時間ほどかかるので前日途中にあるボストンの知り合いを尋ねてから行きました。

北へ進むにつれ針葉樹が多くなっていきます。フェスティバルは山の中で行われ大体の人がキャンプをします。自分も今回はテント持参でキャンプをしました。



元々ブルーグラスのフェスだったこともあり、今は自分のようなミュージシャンもいますがそれでもやはりブルーグラス色の強いイベントで、夜中はそこらじゅうでセッションをやっていて歩いているといろんな所からブルーグラスのスタンダード曲が聴こえてきました。



今回の自分の出演時間は夜中。日中に比べて静かになったとは言えそれでもまだセッションやダンスをしている音が聞こえながらでなかなか集中するのは簡単ではなかったですが、真夜中の山の空気を吸いながら普段味わえない環境で弾きました。

終わってからはジャムセッションに参加。テントに戻ったのは午前3時、戻って来てからも楽器の音が違う場所から聞こえていて不思議な気持ちで眠りにつきました。