動画

11月の半ばにニューヨークの北部で行われたアコースティックミュージックのコンフェレンスに参加してきたのですが、その最後の日に一曲ビデオを撮ってもらいました。
マイク一本でシンプルな設定だったのですが、生の音がきれいに撮れていました。曲は新しいアルバム「Places」から”Another Great Day to Be Alive”という曲です。
よかったら見て下さい。
先週末演奏したフィラデルフィア。今回はダウンタウンに滞在。古くていい感じの場所でした。

Acoustic Guitar World

9月に帰国した際に東京でインタビューしてもらった記事がアップされました。Acoustic Guitar Worldというアコースティックギターに焦点をあてたもので、他にも様々なギタリストを紹介されておられます。

自分のインタビューは下記になります。ギターを始めたきっかけから、音楽性、普段の活動まで幅広く聞いてもらいまとめてもらいました。よかったら読んでみてください。

http://www.aco-world.com/int/56tsuka/56page01.html

コネチカットギターソサエティー

週末はコネチカット州ハートフォードにて、ギターソサエティーのコンサートでした。

今回は自分の他にもう一人フィンガースタイル系のギタリストCraig D’Andreaが出演。まずは自分が最初のセットをやりました。

演奏したのは教会で、天井も高くソロギターにぴったりの場所でした。

コンサートのホストに演奏しているところを撮ってほしいと頼んだのですが、うまく撮れていませんでしたので、自分がクレイグの演奏を撮りました。

クレイグは右手のタッピング奏法を駆使しながら演奏するのですが、その細かいニュアンスなどを見ていて一体どのくらいの時間をかけてやってきたのかと思います。ただこのスタイルは曲調はどれも似通って聞こえてしまうところはあります。でもいろいろと勉強になりました。

終了後Craigと。

アメリカには州によってこのようなギターソサエティーがあり様々なギターを用いた音楽を紹介しています。これはなかなか素晴らしいことだと思います。

テネシー/ノースキャロライナ

テネシー二日目は、南へ向かいテリコプレインという町でのコンサート。
この時期のグレートスモーキー山脈は紅葉がきれいでした。
ここはかつてチェロキーインディアンが住んでいた地域。今はチェロキー国有林となっています。
次は横に長いテネシー州を西へずっと向かいました。リバティーという小さな町。ここでは木張りの空間が素晴らしく生でやりました。普段ライブをやっているとどうしても拡張することが多いのですが、この日は自分の聴きたい音がそのまま出るというごく当たり前ですがそのことの大切さを再確認しました。
コンサートのホストの家にあった古いギター。1800年代のものということでした。
最終日はノースキャロライナ州へ入り、アッシュビルの南でのコンサート。森の中にあり、なんとも気持ちのよい場所でした。
南部での数日間を終えニューヨークに戻ってくると少し寒くなっていました。寒い冬の到来も間もないでしょう。

テネシー

テネシー一日目は、ノックスビルのラジオ局の公開コンサート。これは4回目でここに戻ってくると落ち着きます。音楽が地域に根付いているのを感じます。
この日の対バンのシンガーLera LynnとサポートギタリストのRick。朝ナッシュビルから車をとばして来たということですが、いかにも今のナッシュビルという感じのサウンドで素晴らしかったです。
ノックスビルのダウンタウン。
ノックスビルを後にして南のTellico Plainsという町へ。天井の高いスペースでやりやすかったです。前にも来てくれたこちらに住んでいる日本人の方も足を運んで頂いて再会できて嬉しかったです。
この日お世話になったペリーとダイアナ。
演奏前に近所を少し散策しました。

ペンシルバニア

今週はペンシルバニア州へ。今回は電車アムトラックを利用して移動しました。まずはハーシーという町へ。ハーシーチョコレートの町です。

建物に入ると自分のポスターが作ってありました。
その後ハリスバーグへ。この町のユニタリアン教会でのコンサートシリーズ。とてもリラックスした良い雰囲気の中で演奏できました。これまでもそうですが、今最低限の機材、究極ギター一本とその場にある機材でどこまでいい音作りができるかというのを考えます。非常に難しい課題ですが毎回試行錯誤です。
この日はハリスバーグで一泊し、次の日は同州の西へ向かいジョンズタウンへ。ここへは今年の1月にも演奏で行きましたが、その時は凍えるほどの寒さでした。今回も11月とは言え雪が舞っていました。
Johnstown。ペンシルバニアのイメージはこのような感じで。古い煉瓦建ての建物が多く、なんとなくダークな雰囲気です。
演奏したVOMA
帰りはかなり西から東への移動で遠かったですが、車窓からはいろんな景色が見れてよかったです。向こうを朝に出たのですがニューヨークに着いたのは夕方でした。

ケンブリッジ

今週は木曜にボストンの隣町のケンブリッジで演奏でした。ケンブリッジは自分にとってとても懐かしい町です。学生時代はケンブリッジにはたくさんCD屋がありましたし、ジャズのライブもよく聴きに行ったものです。

夜は昔通ったワンタン麺専門店”No1 noodleへ。薄味のスープ懐かしい味でした。

新しいアルバムのビデオをと特設ページを作りました。よかったら見て下さい。

ビデオ: https://www.youtube.com/watch?v=LrP7l_fajb8

コネチカット

昨日はロードアイランドから移動して隣のコネチカット州へ。紅葉の中を走るのは気持ちのいいものです。

今回は州の真ん中のあたりのブルームフィールドでのコンサート。この日は図書館での演奏ということもあり、子供からかなりの高齢の方まで幅広い年齢層が来てくれました。

日本では今回最後の二日のみ朗読コーナーをやりましたが、昨日はこっちでもやってみました。
今回何度か立ち寄ったロードアイランド州プロビデンス。古くなんとなくダークな感じの町です。実際いろいろとあるようです。

紅葉

昨日はまたロードアイランド州に戻ってきて、バーリントンという町でのコンサート。ニューイングランド地方の紅葉は有名ですが、結構冷え込んできて木々の色がさらに鮮やかでした。この辺りに来るとボストンにも割と近いのでこのひんやりとした秋の空気が懐かしく感じます。

コンサートは”Kind of Blue”という名前のコンサートで、2年前に奥さんを亡くし、3人の息子と残ったRickが、子供達の沈み様をみかねてコンサートを始めたのがきっかけだそうです。息子3人とも音楽をやっていてコンサートを始めるようになってからだいぶと元気になったようで、この日は息子さんもサウンドを担当してくれて助かりました

自分自身の演奏はまだ改善点はありますが気持ちよく演奏できました。今日は隣の州コネチカットへ向かいます。

ロードアイランドへ

 

日本から帰ってきてから一つ目のコンサートはロードアイランド州ティバートンにある、Four Corners Arts Centerでした。

先月日本に帰る最後の演奏もロードアイランドでしたが、また帰ってきて最初のライブもまたここに戻ってきました。予期していたニューヨークからコネチカットへの渋滞もやはり並大抵ではありませんでした。その間日本でもらったCDをいろいろと聴きながら過ごしました。北ということもあり随分と紅葉がすすんでいました。

演奏した場所は”The Meeting House”と名付けられており、元々は使わなくなったBarn(納屋)をコンサートなどのために20年以上使用していたそうですが、何年か前に立て直しまたすごく雰囲気のあるスペースでした。昔はフォークシンガーのピートシーガーもここで歌っていたそうです。写真では分かりにくいですが、高い天井で、上からスポットライトが設置してあり、まさにピッタリというか、こういう場所は自分もぐっと音の中に入り込める感じがします。

久しぶりのアメリカでの演奏でどうやってスイッチを入れようかなどど考えていましたが、最近は普通に自分らしく自然にどこでもすればよいし、それが何となく出来るようになってきたように感じます。