アッシュビル

今日はノースキャロライナ州のアッシュビルでライブでした。この辺りはやっぱり山がいいですね。気候も気持ちいいです。

去年この近辺で演奏した時に来てくれた人との再会もありましたし、地元の日本人の方も足を運んでくれて暖かく迎えてもらえました。
明日は山を越えてテネシー州に入ります。

コネチカット、メリーランド

今週はコネチカットとメリーランドでライブでした。コネチカット州はダンベリーの大学での演奏で、若者たちと久しぶりに接して何か懐かしい感じがしました。単純に元気だなあと思いました。
自分のセットの前にはオープンマイクがあり、様々なパフォーマーが一曲ずつ披露していくのを客席で楽しませてもらいました。
金曜に一度家に戻って、今日はメリーランドへまた南下しました。演奏したのは海辺の町イーストン。ダウンタウンが古くて整っていてとてもいい雰囲気です。天気も穏やかで気持ちのいい日でした。

ベラフレックと共に自分の名前も乗っているのが嬉しかったです。

イーストンのダウンタウン。

お客さんがぐっと聞けるリスニングルーム。こちらの気持ちも引き締まる思いです。
特にソロギターは本当に部屋の環境や、他の音に左右されるジャンルだと思います。それがやりがいでもありますが、なかなか難しい部分でもあります。

シャーロッツビル

バージニア州のシャーロッツビルに来ています。昨日はここでライブでした。前からいろんな人達からいい町だよと聞いていましたが、確かにいいです。それとミュージシャンにとってもアパラチア系の音楽をやる、また学ぶにはとてもいい環境だと思いました。

ライブの前にここのラジオ局、WTJUでのインタビューと生演奏をやってきました。アメリカのラジオ局は大学に入っている場合が多く、大学といってもスタッフは大学外の人達が管理していて、音楽的にもとてもフォーカスしている事が多く素晴らしいです。

       

ライブは1960年代からルーツ系の音楽のライブをやっているPrism Coffeehouseでの演奏で、いろんな音楽に触れているのか、ここの人達は気に入ってくれてまた戻ってきたい場所になりました。

ニューハンプシャー

今週末はニューハンプシャーで2つコンサート。懐かしいボストンを経由して北上しました。針葉樹林と雪のきれいな景色を抜けて辿り着いたのはリンジという町。この町の教会でのコンサート。珍しい形のパイプオルガンが美しかったです。
教会は基本的に響く構造になっていますが、難しいのは響き過ぎること。それを制御することはできないためボリュームをどれくらいでやるかというのがキーだと思います。その分サウンドチェックにもつい時間がかかってしまいましたが無事終わりました。
 
翌朝目が覚めると雲のない快晴。雪のせいでとても眩しいです。

コンサートのホストに朝食へ地元のレストランへ。アメリカの典型的なオムレツでした。

今日はアメリカで最もビッグなスポーツイベント「Super Bowl」の日。フットボールです。生憎家に帰る道中と重なってしまい今年は見れませんでしたが、冬の景色を堪能することができてそれもよかったと思います。
この辺りにくるとスノーモービルが盛んで、カナダまでスノーモービル専用のトレイルが作られていて行けるということです。湖でも氷が厚い箇所では走ったりしている人達もいました。

南部ツアー終了

今日で南部ツアーが終わりました。
昨日はアラバマからジョージア州のメイコンへ。やはりアトランタで渋滞にひっかかりましたが、余裕を持って出ました。
演奏したのは時代を100年遡ったかと思えるような空間 Little Carnegie of the South。実際に1800年代に作られた建物。自分の音楽とはちょっと違った雰囲気かと思いましたが気に入ってもらえたようでよかったです。
    
ステージには2台のスタインウェイのピアノが。
このような上品な雰囲気ですが、ここメイコンもエリアによって廃れた所も多く、犯罪など深刻な問題を抱えている町で、そういう部分も今回いろいろと見ました。アメリカのいろんな場所で同じような問題があると思いますが中々解決は本当に難しいと思いました。
今日は朝にメイコンを出発して北のダルトンという町へ。テネシー州に近い山がきれいな所でした。この辺りまで来るとアパラチア山脈の一環で落ち着きます。
ジョージア州ダルトン
この日は自分の他にブルーグラス畑のシンガー/フィドラーのベッキーバラーのバンドが出ました。やはり南部の人にとってはこういう音楽が好きなんだなあというのが客席で見ていて伝わってきました。
開演前

 ベッキーのバンド。
ここのところずっと演奏する側だったので久しぶりに客席からライブを楽しませてもらいました。

アラバマ

ジョージア州での演奏を終えてアラバマ州に入りました。昨日演奏したのは、タスカルーサという町。アトランタから南西へ3時間程。この町は大学があるためインターナショナルな生徒も多いということでライブも様々な国籍の若者が足を運んでくれました。日本の方も来てくれました。

南部に来るときの自分の楽しみはバーベキュー。日本で言うバーベキューとはまたイメージが違うと思います。今日はこのタスカルーサでも最もオーセンティックなArchibaldsという店。ほんとに小さな店で1962年からやっているという老舗。バーベキューも極めてシンプルですが最高でした。

        

バーベキューを堪能した後は次の町フォートペインへ北上。ここはカウボーイの町という感じの印象で昨日のインターナショナルな雰囲気はほとんどないです。

演奏したのは昔の煉瓦の建物をリノベートしたとても雰囲気の良い空間。この日はライブと同時に録音もして後に編集した後ラジオとして流れるということです。なので途中でインタビューコーナーもあったりしたのですが演奏はいつも通りやりました。

    

終わってこの日のコンサートを取り仕切っていたラッセルと。
明日からまたジョージアに戻って残り二つコンサートです。

サウスキャロライナ ー ジョージア

  

南部ツアー始まりました。今回の雪のストームのため急遽前日にニューヨークのJFK空港からテキサス経由でサウスキャロライナに飛びました。なんとか辿り着けて一日目は、ブラフトンという町でライブでした。

      

          

会場の入り口には「鉄砲おことわり」。さすが南部です。
二日目はジョージアに移動して州北部でライブの予定でしたが、雪のためキャンセルになりました。ということでアトランタに取りあえず滞在。
           
サウスキャロライナの泥の河。ナマズがいそうです。
翌日はアトランタ郊外のクラブ、Velvet Noteでの演奏。フットボールと重なっていたにもかかわらず、新しい人、懐かしい人も来てくれました。一年に一度戻ってくる場所がここにもあるのは嬉しいです。この日は2セットだったのでいろいろと即興的なところを増やしてやってみました。
今週はあと5つこちらでコンサートです。

グレンフライ

デイビッドボウイも亡くなりましたが、イーグルスのグレンフライも数日前亡くなったとニュースを見ました。
イーグルスは自分にとってとても大切なバンドの一つ。リードを取れるシンガーが何人もバンドにいてそれぞれの声が楽しめるバンドでした。そしてグレンが歌う曲はどれもなんとも甘く、優しい魅力に溢れていました。
この77年のライブはすごく良かったです。グレンフライの歌うLyin Eyes見て下さい。

ニュージャージーギターソサエティー

今週はニュージャージー州のギターソサエティーでゲストアーティストとして演奏してきました。
自分の演奏の前に、オープンマイクというのがありソサエティーのメンバーが1、2曲演奏しましたが、なかなかみなさんバラエティーもあり楽しませてもらいました。
自分のコンサートではギタリストからの質問コーナーなどもあり、ギターソサエティーならではのコンサートでした。このようにギターを通して普段はいろんなことをしている人達が繋がっているのはほんとにいいなと思った一日でした。

アメリカでの今年最初のライブ

日本から帰ってきて時差ぼけの中アメリカでの最初のライブにコネチカット州のハートフォードまで。霧雨のような天気で寒かったですが、演奏した教会は威厳のあるところで目覚めました。
徐々に新しい曲も増やしつつ、以前からの曲の精度も上げていきたいと思っています。そして即興的なフリーな部分も加えて毎回違う部分を作ることで、聞いているお客さんに加えて演奏する自分自身もいつも新鮮で緊張感のあるスタンスでいれたらと考えています。
写真は近所の電車から。この車窓からの眺めを見るとニューヨークに帰ってきたなと実感します。