コネチカット2つ

今週はコネチカットへ2度行きました。

まずは日曜の雨のなかNew West Guitar Groupとのライブでした。まず彼らが演奏し、そのあと自分がやりました。緻密にアレンジされた3本のギターからなる音楽で、それぞれ3人ともジャズのバックグラウンドがあるためみんなソロがバリバリ弾けます。面白い音楽でした。ギター好きにはもってこいですね。

New West Guitar Group
そして昨日はWindsorという町へ。ここでは約1年半程前に演奏しましたが、そのとき来てくれた人達の中に今回も戻ってきてくれた人もいて再会を楽しみました。この日はギャラリーに設置されていたスピーカーを使わせてもらいましたが、やりやすかったです。

デュオ

今週は日曜と金曜と武石さんとのデュオで2度ライブがありました。共演は、去年秋の日本ツアーの最終の横浜公演以来。それでもいざ演奏が始まると、この感覚だ、とすぐに入り込めました。

日曜は冬のやさしい光のさす午後のコンサートでした。
昨日はニューヨークでのデュオのCD「Places」のリリースライブということでやりました。マンハッタンの下の方にあるRockwood Music Hallでの演奏で、このスペースは主にアコースティック系のライブに使用しているだけあり良い感じの音と雰囲気で出来ました。そして懐かしい友人、知人などが駆けつけてくれて嬉しかったです。
これからしばらくはソロのコンサートが続きますが、今年はデュオも何か他の編成でも出来たらと思っています。
NYのCDリリースライブ

ニュージャージー

今年最初のソロライブはニューヨークの隣のニュージャージー州でした。州の西のブリッジウォーターという町へ。予期していたものの金曜の渋滞にまたまたひっかりました。今回はマンハッタンを抜けたら大丈夫と安心してましたが、その後がつまっていました。

久々のソロコンサートで、少し危うい場面もちらほらありましたが、このライブのおかげで練習すべき箇所なども認識されられました。

明日またニュージャージーは南のマウントローレルという町久しぶりにパーカッションの武石さんとのデュオで演奏します。

New Year

あけましておめでとうございます。

去年も皆様の応援のもと活動ができ大変感謝しています。年があけて特に大きく変わることはないのかもしれませんが、一つの節目としてまた心を新たに頑張っていきたいと思っています。

今年の最初のいくつかのコンサートはニューヨーク近郊から始まります。その一つ一つに心をこめて弾く一年にしたいです。

本年もどうぞよろしくお願いします。

塚本浩哉

マサチューセッツ / あがたさん

先週末はマサチューセッツへ。今年の後半はこっち方面にはたくさん行きました。

まずケープコッド半島にあるオーリアンズという町へ。日本人の方、日本語と英語の翻訳家のアメリカ人なども来てくれていろいろと話ができ楽しかったです。

ケープコッドのコンサートのホストのダイナと。
二日目はボストンの郊外のホプキントンでのコンサート。こちらは日本人はいなかったですが、アジア系の人達も珍しくこられていていつもと少し違った感じがしました。
懐かしいボストンの町並み。住んでいたのはだいぶ昔ですがここに来ると結構覚えているものです。ボストンで一番最初に演奏した小汚いバーも今はお洒落なレストランに変わっていて時が過ぎたのを感じました。
そして昨日は日本から来られているシンガーのあがた森魚のサポートでブルックリンでデュオで演奏しました。決まったのが何日か前でリハもぎりぎり出来た感じでしたが楽しかったです。
あがたさんは僕のスティール弦を気に入られて、結局それでライブをすることに。で、僕は久しぶりにナイロンで演奏しました。
ライブが終わってから最後に「できるだけナチュラルにね」と言われていたあがたさん。その態度、歌、自然体そのものでした。

メリーランド

先週はメリーランドへ。

まずは州の西側のニューマーケットという小さな町のチャペルでのコンサート。ここは3度目で大体この時期に訪れています。コンサートのホストの家族にも会うのは年に一度だけですが暖かくしてくれます。

これがチャペル。Hill Chapel Concert
コンサートの後の一枚。
最近時々やりますがこの日も完全に生で演奏しました。音色、音量を考えるとタッチのいろんなことが勉強になります。新聞を見て駆けつけてくれた日本の方にも会えて話せてよかったです。
そして東へ戻りボルティモアへ。アメリカの都市のほとんどはそうですが、通り抜けていくとここも明るい部分と暗い部分が混在する感じがしました。
次は去年も演奏したギターショップでのライブ。前座も前回に続き地元のシンガーソングライターの女の子、Ora Chaya。日本のアニメが大好きなようで日本語も少し話してました。
コンサートの後、ロシア人の家に呼んでもらいました。そしてロシア料理。ほとんど食べることのない味でしたがなかなか美味しかったです。語る旦那さんのソビエト時代の話を聞きながら夜は更けていきました。

動画

11月の半ばにニューヨークの北部で行われたアコースティックミュージックのコンフェレンスに参加してきたのですが、その最後の日に一曲ビデオを撮ってもらいました。
マイク一本でシンプルな設定だったのですが、生の音がきれいに撮れていました。曲は新しいアルバム「Places」から”Another Great Day to Be Alive”という曲です。
よかったら見て下さい。
先週末演奏したフィラデルフィア。今回はダウンタウンに滞在。古くていい感じの場所でした。

Acoustic Guitar World

9月に帰国した際に東京でインタビューしてもらった記事がアップされました。Acoustic Guitar Worldというアコースティックギターに焦点をあてたもので、他にも様々なギタリストを紹介されておられます。

自分のインタビューは下記になります。ギターを始めたきっかけから、音楽性、普段の活動まで幅広く聞いてもらいまとめてもらいました。よかったら読んでみてください。

http://www.aco-world.com/int/56tsuka/56page01.html

コネチカットギターソサエティー

週末はコネチカット州ハートフォードにて、ギターソサエティーのコンサートでした。

今回は自分の他にもう一人フィンガースタイル系のギタリストCraig D’Andreaが出演。まずは自分が最初のセットをやりました。

演奏したのは教会で、天井も高くソロギターにぴったりの場所でした。

コンサートのホストに演奏しているところを撮ってほしいと頼んだのですが、うまく撮れていませんでしたので、自分がクレイグの演奏を撮りました。

クレイグは右手のタッピング奏法を駆使しながら演奏するのですが、その細かいニュアンスなどを見ていて一体どのくらいの時間をかけてやってきたのかと思います。ただこのスタイルは曲調はどれも似通って聞こえてしまうところはあります。でもいろいろと勉強になりました。

終了後Craigと。

アメリカには州によってこのようなギターソサエティーがあり様々なギターを用いた音楽を紹介しています。これはなかなか素晴らしいことだと思います。

テネシー/ノースキャロライナ

テネシー二日目は、南へ向かいテリコプレインという町でのコンサート。
この時期のグレートスモーキー山脈は紅葉がきれいでした。
ここはかつてチェロキーインディアンが住んでいた地域。今はチェロキー国有林となっています。
次は横に長いテネシー州を西へずっと向かいました。リバティーという小さな町。ここでは木張りの空間が素晴らしく生でやりました。普段ライブをやっているとどうしても拡張することが多いのですが、この日は自分の聴きたい音がそのまま出るというごく当たり前ですがそのことの大切さを再確認しました。
コンサートのホストの家にあった古いギター。1800年代のものということでした。
最終日はノースキャロライナ州へ入り、アッシュビルの南でのコンサート。森の中にあり、なんとも気持ちのよい場所でした。
南部での数日間を終えニューヨークに戻ってくると少し寒くなっていました。寒い冬の到来も間もないでしょう。