フーリオ

特にボストン時代自分にとって非常に大きな存在だったギタリスト/作曲家のJulio Santillan(フーリオサンティジャン)。アルゼンチン出身で今は自国に帰りブエノスアイレスに住んでいるのですがこの度久しぶりにアメリカにやってきて演奏するというので聴きに行ってきました。

本当に久しぶりに見た彼のコンサート。新たな感動と共に古い記憶も蘇ってきました。最初に見たのはバークリーの校内でのリサイタル。それから彼の音楽のファンでよくライブに足を運んだものです。

かつては大きな編成で凝った曲を書いていたのですが、最近はシンプルにより南米を押し出したようなサウンドになっていました。とは言っても随所にフーリオならではの箇所が散りばめられていました。派手さはないですが、良く聴くと本当に細部まで良く出来た音楽だなと思います。

帰りにお互いのCDを交換しました。最新作は下の”Meia Laranja”。アルバムがアルゼンチン側とブラジル側に分けられていて、そういうことをするのも彼らしいと思いました。

彼のウェブサイトは以下です。是非チェックしてみて下さい。
http://www.juliosantillan.com

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