imagine

先日初めてセントラルパークのストロベリーフィールドへ。ジョンレノンが住んでたダコタハウスの近くです。

ジョンレノンがなくなって30年以上経ちました。”Imagine”と地面に書かれギターを持った人達が”Imagine”を歌っていました。その様子を見ていてなにか言葉で表せない気持ちになりました。

ヴァーモント

この週末はヴァーモント州へ。土曜日曜と武石さんとデュオで演奏してきました。

さすがにヴァーモントは遠かったです。ニューヨークから北へ約6時間半ほど。

一日目は去年行ったブランドンという町のBrandon Music。イギリス人夫婦が経営しているお店で、元々納屋(Barn)だったのを改装して天井の高い素敵な空間になっています。

ブランドンでのセットはこんな感じ。
ブランドンでのコンサートを終えてその足でさらに北のバーリントンへ。演奏は翌日の昼でしたが翌日の帰りの長いドライブを考え前日入りしました。
二日目はこの町バーリントンでのバーリンドンディスカバージャズフェスティバルでの出演でした。バーリントンはヴァーモント州で最も大きな町です。
バーリントンの町並み。向こうに見えるのは湖。
この寒い地にやっと夏がやってくるということで地元の人達が今の季節を精一杯楽しもうというのが伝わってきました。このジャズフェスは町のいろんな所にステージがあるのですが主催者が今回は自分たちの音楽も考慮してくれたのか屋内でのスペースでの演奏でした。そのため演奏する側も聞く側も集中できよかったです。
二日間デュオでやって本当にいろいろと個人的に勉強になりました。これからの演奏の方向性なども考えていきたいと思っています。
ヴァーモントのこの時期は非常に緑が深く長旅でしたが両日とも晴天にも恵まれ良い週末でした。しばらく武石さんとの演奏はありませんが、このデュオで9月終わりから日本でも演奏しますのでこちらもぜひ見に来て下さい。去年とはまた違った世界を楽しんでもらえるのではと思っています。

Fairhaven Furniture

昨日は今週2度目のコネチカットへ。

今回は武石聡さんとのデュオということで二人で車で行きました。土曜ということで渋滞を予測して早めに出たのでニューヘブンで演奏前に余裕がありゆっくりできました。

今回の会場はFairhaven Furnitureという家具屋さん。外観もセンスがいいです。
このコンサートの良いところはお客さんが置いてあるいろんなイスやソファーに座って音楽を楽しめるところ。座っている場所が違うのでこちら演奏側から見ていてもいろんな姿勢の人達が見えておもしろかったです。
久しぶりのデュオはやはり楽しかったです。武石さんの演奏を聴きながら演奏するのは何とも言い難い心地よいものがあります。
今週も二人で二つコンサートがあるのでこちらも楽しみです。ただ場所がバーモント州なので遠いので覚悟して行ってきます。

ハムデン

昨日はコネチカット州のハムデンという町へ。

マンハッタンからメトロノース(電車)でニューヘイブンまで2時間。そこでピックアップしてもらい演奏会場まで。

図書館に隣接したホールが会場でこういう高く、幅の広い場所での演奏もサウンドシステムさえしっかりとしていれば相当気持ちがいいです。今回は日本人の方をふくめ子供からお年寄りまでいろんな方が聴きに来てくれました。

今週末はまたこの町の近くニューヘイブンに今度はパーカッションの武石聡さんとの久々のデュオで演奏します。

フィラデルフィア

今週はフィラデルフィアへ。

夏のアウドドアでのコンサートシリーズです。

演奏した古本屋のWalked a Crooked Mike Bookstoreの前。
この古本屋も約20年やってるということですがインターネットの普及でなかなか売れず今年で最後になるかもしれないということです。いろんなことが便利になったものの、なにか寂しい気がします。それでも時折子供から大人まで立ち寄っては本を物色している姿がありました。
コンサートの途中から日が陰り出して寒くなってきました。思わずパーカーを羽織って演奏しました。
帰りに映画「ロッキー」のシーンで有名になったミュージアムの階段の前を通りました。観光の人達もたくさんきていました。
そして最後は案の定人の波につられてチャイナタウンへ。たまたま見つけた日本のラーメン屋へ。まさかこんなところでラーメンが食べれるとは思ってもいませんでした。

ニューハンプシャー

今週はニューハンプシャーへ。
ホワイトマウンテン国定森林に入ったあたりから山には雪が見えてきました。こんなにいかつい山が東海岸にあったのかと驚きました。
演奏したのはこの森林を越えたゴーラムという町のタウンホール。町のみなさんも暖かい人達で良い一時を過ごしました。
翌日朝早く起きて、近くの滝へ。深い山から雪解け水が流れていてとても清らかな流れでした。この山は遥か南から続くアパラチア山脈の北の端です。この山脈を端から端まで縦断しようという登山愛好家が夏にはようやくこの辺りに到着しこの静かな地域も賑わうそうです。

マサチューセッツ

マサチューセッツのグロウスターというところへ行ってきました。前回書いたギター3人のイベント”Artistry of the Guitar”です。ボストンからさらに北へ1時間ほど、海のすぐそばの町で今も漁業が盛んなところだそうです。

今回はやはりいろいろと勉強になりました。

Peter Janson。彼のギターを生で見て、聴いて正直参りました。音色が最高でした。マイクのみを使うというこだわりもよかったです。また共演したいです。

今回の主催者、Ken Bonfield。これが彼のトレードマークの「ハープギター」。弾かせてもらいましたが弾きこなせるには相当の年数がかかりそうです。よくもギターをいろいろ持ち替えてチューニングも変えて弾けるものだなあと感心します。
翌朝大西洋は輝いていました。ニューイングランドも少しずつ芽吹き始めてました。
帰りにボストンに寄った際、昔アメリカに来てすぐの頃に住んでいた家の近くまで久しぶりに行ってみました。音大時代のいろんなことを思い出しながらこの周りを歩きました。
そして昔時々通った懐かしのベトナム料理屋へ。定番のPhoを注文。

Artistry of the Guitar

今週はまた別の3人のギタリストによるコンサートです。このイベントの名前は”Artistry of the Guitar”。「ギター芸術」という感じでしょうか。二日間に渡るこのコンサートで自分は一日目の出演でKen BonfieldとPeter Jansonという二人のギタリストと自分という構成です。最初は各々のソロセットをやってから休憩後は3人でコラボをやるという企画で楽しそうです。この二人のアコースティックギターマスターからいろいろと学ぶことも多そうです。

最近こっちのギタリストを見ていて思うのはシンプルですが楽器を鳴らすということに長けていることでしょうか。おそらくそれも意識していないのでしょうが、手の大きさと厚みもその要因となっていると見ていて思います。