年の終わり

2018年が終わります。年末になると一年を振り返るのは日本人ならではでしょうか、それとも他の国の人たちもするのでしょうか。

今年もいろんな場所で演奏しました。写真を見るとその場所にいたときのことを思い出します。それにしてもアメリカはほんとに広い。

オレゴン州の西部。はるか昔この地方にたくさんの日本人移民が移ってきました。
メイン州のSaco River Theatre。川のほとりにある昔からある小さな劇場。世代を渡りこの町のシアターを守っていく家族と町の人たちが経営、保管しています。
カンザス州。中西部を走っていると、小さな村が現れてはすぐに通り過ぎ、また同じような村が現れます。
James Brownの生まれ育ったジョージア州のオーガスタ。
初めて演奏したワシントン州のポートタウンゼンド。小高い丘から海の見える、何か惹きつけられる、そんなところでした。
夏は地元京都のいつものライブハウス、RAGで。
ケンタッキー州のテレビ番組Woodsongsにて。ホストのMichael Johnsonと収録後。アメリカならではのルーツ音楽番組。
いつも行けば心が落ち着くヴァージニア州。京都の田舎を彷彿させてくれるおだやかな山。
11月に行ったカリフォルニア州の北部の大木、Red Wood。山火事のため煙で景色が濁っていました。
昨日、2018年最後の演奏を終えニューヨークに戻ってきました。そして今年最後のプロジェクトは長らくやりたくて遅れていたレコーディング。この年越しは、いつものゆっくり過ごす感じではなく、年をまたいで録音してきます。前のアルバムからもう4年ほど、その間様々な場所で書きためてきた曲の中から10曲ほど選曲しレコーディングする予定です。次のアルバムは、これまでのアルバムと違い、粘って粘って自分自身待ち望んでいたもので制作、仕上がりが楽しみです。