Summerfest no1

先週末はマサチューセッツまで行ってきました。New Bedford Summerfestへの出演のためで今回はソロで演奏してきました。ニューベッドフォードのダウンタウンにある古い街をフェスの会場にして行われている素晴らしいフェスティバルでした。

こちらのフォーク系のフェスティバルでは、ワークショップといった名のもとに4、5人のミュージシャンが同じステージ上で演奏する形式もよくあり、今回も3つのワークショップに出演してきました。それぞれユニークなミュージシャンで幸せな時間を過ごせました。

左からナッシュビルのストーリーテラー Jeff Black、オールドタイムのマスターJeff Davis、ここ数年でブレイクしたSeth Glierらと。それぞれ素晴らしかったです。
下は、楽屋で同じになった、イタリア人ミュージシャンLivio Guardiと。何かステージでも一緒にやろうということになり、スコットランド民謡”Water Is Wide”と彼のオリジナル曲を演奏しました。ハーモニカ、ギター、バンジョー、マンドリンといろいろできるマルチプレーヤーでした。

New Bedford

フィンガースタイルのフランス人ギタリストPierre
Bensusanがニューヨークに来るということで観に行ってきました。彼を生で見るのは初めてでしたが、ギター一本でのソロの世界に惹き込まれました。
自分もここ数年使っているDADGADチューニングを彼は長年駆使し独特の音を作ってきました。なるほどと頷ける部分が随所にありました。

下の写真はウィークリーのブルックリンでの演奏。この日はとても暑い中での演奏で3人とも少し気怠い顔をしています。またこの日はサッカーのユーロカップともかぶっていてすごい盛り上がりでした。
明日からNew Bedford Summefestに出演のため マサチューセッツ州のニューベッドフォードに向かいます。ピーター、ポール&マリーのピーターヤローも出るということで、こういう人達を近くで見れるというのもフェスならではです。ルーツ系の様々なミュージシャンが集まるようで楽しみです。

New Haven

 暑いです。アスファルト、コンクリートがさらに町独特のけだるい暑さを増幅させてるように感じます。

コネチカット州のニューヘブンまで演奏に行ってきました。前に書いたInternational Festival of Arts and Ideasでの演奏で、トリオでやりました。

ステージ上は風が強く、途中でパーカッションのRogerioの譜面台が倒れるハプニングなどもありましたが、気持ちのいい野外でのコンサートでした。またこの3人でもやれたらなと思います。

           Jean Rohe                  自分   Rogerio Boccato

International Festival of Arts & Ideas

ここ数日ニューヨークはすごい暑さに見舞われています。
本格的な夏という感じです。

今年の夏は各地のフェスティバルへの出演も結構あり、来週はコネチカット州であるInternational
Festival of Arts & Ideas
へ自分のバンドで出演します。今回のメンバーは、アメリカ人シンガーJean Roheと、ブラジル人パーカッショニストRogerio Boccatoとのトリオです。二人とも素晴らしい
ミュージシャンでどんな風になるか楽しみです。

Jean(左)とRogerio(右)
今回出演するフェスティバルのプロモーションビデオ


ビデオ

先週の金曜のニュージャージーでの演奏の動画です。
James Shippとのデュオで、この曲ではJamesはヴィブラフォンを弾いています。

Minstrel Concert

ニュージャージー州のMorristownでのデュオでのライブをやってきました。今回は、ヴァイブラフォン、パーカッションと両方できるJames Shippとのデュオでした。

マンハッタンからニュージャージーをつなぐホランドトンネルの手前で、金曜の夕方の怒濤の渋滞に巻き込まれながらなんとかMorristownに辿りつきました。

音楽的には、二人でこれから演奏会数を重ねていって磨いていかないといけない部分もいろいろと分かりましたが、アコギとヴァイブのブレンドはかなり気持ちよかったです。

Minstrel Concertはフォーク、アコースティック系のコンサートをいろいろやっていて、聴きにきているお客さんも暖かくいい雰囲気の中で演奏できました。

Steve Swallow

昨日はベーシストのSteve Swallowのバンドのオープニングとしてソロで演奏してきました。Steve Swallowは聴けばすぐ彼と分かるサウンドで様々な人のバックを支えてきた人で、自分にとっては80年代のギターのJohn Scofieldと一緒にやっていた時の印象がとても強いです。

現在71歳ということでしたが、まだまだばりばり弾いていて、素晴らしい演奏に感動しました。自分がソロで演奏した後、彼の方からよかったよと言いにきてくれて嬉しかったです。

来週は自分にとっては初めての試みで、オリジナル曲を鉄琴とのデュオで演奏します。昨日リハをしてきましたが想像以上にアコギとブレンドして、かなり新鮮で非常に楽しみです。
 動画はSteve SwallowがJohn Scofieldのトリオで近年やっているものです。渋いです。
 

スケッチ

先週演奏している途中、おじさんがさりげなく紙の筒を置いて去っていきました。演奏が終わって紙を広げてみると、そこにはこんな自分のギターを弾いている姿が描かれていました。紙の下にはReinaという名前だけが残されていて、店の人に聞いても常連の人ではないということでした。

先週はRubin Museumでパーカッショニストの武石聡さんとの演奏でした。いつも通りの素晴らしいプレイでした。
途中から見に来てくれていた同じくパーカッショニストの小川慶太くんに飛び入りしてもらって、ギター一人にパーカッションが二人という珍しいトリオで楽しかったです。
聡さんは自分よりもずっと前からアメリカを拠点に世界で活躍されている方でジャンルを超えて本当にたくさんのミュージシャンと関わっておられます。また、慶太くんも素晴らしい演奏家で、チェロのヨーヨーマや、自分が昔はまっていたブラジルのアサド兄弟のバンドにも参加していています。

Montauk

週末はニューヨークから約3時間、ロングアイランドの東の先端にあるモントークまで、Montauk Music Festivalのため行ってきました。
モントークという名前は元来先住民の名前から来ていて、かつてこの海をカヌーで往来していたそうです。それから随分経ってこの地域はアフリカからの奴隷貿易の拠点となったようで、この美しい海岸線からは考えられない背景を知って考えさせられました。
いい天気に恵まれ本当に気持ちのいい場所で、演奏もリラックスしてできた気がします。
最近アコギで演奏するときは、マグネットピックアップと、オーディオテクニカのミニマイクを併用するのが定番となってきました。
明日はマンハッタンのRubin Museumでの演奏で、完全アコースティックというコンセプトのコンサートのため、ピックアップを外して弦の共鳴を出来る限り最大限にして挑みたいと思います。

Hudson River

週末はハドソン川を2時間程北上したところにあるMarlboroという町でサックスのGreg Osbyのオープニングとしてソロで演奏してきました。彼の演奏は昔からすごいというのは知ってましたが、バンドのメンバーのレベルの高さにびっくりでした。

終わっていろいろ話をして、ためになる話も聞かせてくれて良い時間が過ごせました。
ニューヨークへ戻ったのは夜中2時を回ってましたが。
彼のバンドはとにかくスイングしまくっていました。