ニューアルバム

新しいアルバム「Heartland」(ハートランド)が発売になりました。

前にも書きましたが、ここ数年取り組んできたものがようやく一つの形として仕上がりました。今までの作品にはなかった新鮮さも楽しんでもらえることと思います。ぜひ聴いて下さい。

大型レコード店、またはオンラインではAmazon、そして今月リリースライブに来て頂ける
方はライブ会場でにてお求めになれます。

Amazon 

ニューアルバムの詳細は、こちら
https://hiroyatsukamoto.com/jp/newcd.html

8月の終わり

8月も残すところあと数日です。

今日はブルックリンで8月最後のギグでした。

バイオリン、ベース、ドラムにギターというカルテットでの演奏。この編成はかなり楽しいですが、自分の中では反省点も見つかりこれからの課題ができました。バイオリンのAdrianはフランス人で普段からジプシージャズをやっているだけあって演奏に説得力がありました。

今日のメンツ。Kells(左)とAdrian(右)

日本でのツアーも近付いてきました。ライブの予約受付も各お店で始まったようです。 ライブ情報は、ホームページのスケジュールを見て下さい。
https://hiroyatsukamoto.com/jp/calendarjapanese.html

Heartland

日本はまだまだ残暑がきびしいと思いますが、なんとなくこちらは涼しくなってきて、もう夏も終わりに近付いて来た感じがします。
この夏は、結局海にも行かないままでしたが、その分アメリカのいろんな場所でフェスなどで演奏しました。バルティモア、ニューベッドフォード、ボストン、クリントン、フィラデルフィア、ニューヘブン、ノックスビル。それぞれの場所で良い出会いがありました。
来月からいよいよ日本です。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
今回は、新しいアルバム『Heartland』のリリースツアーです。このアルバムは、自分のルーツ的な部分を見つめ直すことから曲作りを始め、数年をかけて完成した作品です。今までの自分のCDにはなかった音も入っていてきっと新鮮だと思いますので、ぜひ聴いてもらえたらと思います。

Philadelphia, PA

今週はフィラデルフィアへ。

演奏した会場はフィラデルフィア郊外の1800年代からある駅の前。この建物の半分が今も駅として使われていて、半分が本屋さんになっています。

大きな木が茂るこの広場での野外演奏、非常に気持ちよかったです。虫の声を聴きながら演奏するという普段ではなかなかない体験で、演奏が終わるにつれて徐々に暗くなっていく感じが良かったです。

先週のテネシーでの演奏のビデオが上がっていました。よかったら見て下さい。

Knoxville, TN

今週はテネシー州に行ってきました。滞在したのはノックスビル。グレートスモーキーマウンテン国立公園の西側に位置する緑の多い町でした。2月に来たメンフィスはブルース、ソウル色が濃いですが、こちらはカントリー、シンガーソングライターの雰囲気です。

今回はWDVX局のBlue Plate Specialというルーツ音楽を中心としたコンサートシリーズでの演奏。1975年からやっているシリーズですが日本人は自分が初めてということでした。ステージの壁にはこれまで演奏したミュージシャンがお皿になって飾ってありました。
南部に来るといつも思うのが本当に人々が暖かいということです。演奏後、「車を出すから行きたい所に連れて行ってあげる」とか「ぜひうちに泊まっていってくれ」とかみんなとても優しかったです。高校のときに英語の授業でSouthern Hospitalityというものがあると習った記憶がありますが、まさにこういうことかとあらためて思いました。

日本ツアー

9月に新しいアルバムのリリースに伴って日本ツアーを行います。
足を運んでもらえたらありがたいです。

HIROYA TSUKAMOTO JAPAN TOUR 2012  

9月15日(土) 横浜 Kamome
開場:18:00  開演:19:00
チャージ:3000円(前売、当日共に)
予約、お問い合わせ: 電話045−662−5357またはメールkamome@yokohama-kamome.com
住所:神奈川県横浜市中区住吉町6丁目76 
ウェブサイト:http://www.yokohama-kamome.com/

9月16日(日) 東京 Lete
開場:19:00 開演:20:00
チャージ:2700円(前売) 3000円(当日)
予約、お問い合わせ: 電話03−3795−0275、またはウェブサイトから
住所:東京都世田谷区代沢5−33−3
ウェブサイト:http://www.l-ete.jp/

9月19日(水) 京都 UrBANGUILD(アバンギルド)
開場:18:30 開演:19:00
チャージ:2500円(前売)3000円(当日)
予約、お問い合わせ:電話075−212−1125、またはウェブサイトのフォームから
住所:京都市中京区木屋町三条下がるニュー京都ビル3F
ウェブサイト:http://www.urbanguild.net/

9月21日(金) 大阪 Cafe Room
開場:18:30 開演:19:30
チャージ:2500円(前売)3000円(当日)
予約、お問い合わせ:電話06−6536−5688、またはメールinfo@cafe-room.com
住所:大阪府大阪市西区 新町4-3-4 2F
ウェブサイト: http://cafe-room.com/

9月22日(土) 浜松 エスケリータ68
開場:18:00 開演:19:00
チャージ:2500円(前売)3000円(当日)
予約、お問い合わせ:電話053−485−9968、またはウェブサイトのフォームから
住所:静岡県浜松市西区大平台2-48-30 リサービア大平台1F
ウェブサイト: http://www.esquerita68.com/

9月28日(金) 倉敷 Penny Lane
開場:19:00 開演:19:30
チャージ:2500円(1ドリンク付/前売、当日共に)
予約、お問い合わせ:電話086−421−3987 
住所:岡山県倉敷市阿知2-19-29
ウェブサイト:http://pennylane-web.com/

Baltimore, MD

この週末は、メリーランド州ボルティモアにソロのライブで行ってきました。
ボルティモアはニューヨークから南下すること約4時間、フィラデルフィアを越えてワシントンDCの少し北に位置する町です。

最初町に入ったときは、あまりにも殺風景でびっくりしましたが、その後少し進むとヨーロッパ的な古い建築の町並みが出てきたりと、エリアによって、住み分けられてる 印象を受けました。

演奏した空間はとてもいい感じのホールで、共鳴がきれいで気持ちよく演奏できました。お客さんが自然とぐっと聴き入れるような雰囲気で、今自分がやっているような割と繊細な音楽を演奏するには理想のスペースでした。

司会をしてくれたのはボルティモアのラジオ局のGeorgeさん。ジャズの番組を担当していて、かなりジャズのマニアでした。暖かい人柄でした。

Clinton, NJ

 先週、今週とニューヨーク外での演奏が続いています。

ニュージャージー州の内陸部クリントンで行われたBlack Potatoes Music Festivalで弾いてきました。川のすぐほとりを会場にしたアメリカの昔の雰囲気を残した会場でした。

自分のステージも川のすぐ側でした。途中から雨が降ってきましたがみんな残って聴いてくれて嬉しかったです。

自分の出番の後は、ギタリストのSonny Landrethを見てきました。この暑さの中、さらに熱い男らしい演奏でした。

そして今日の最後はシンガーソングライターのEllis Paulを見てきました。夕方には日が陰って過ごしやすい気温で、森と川に囲まれた中、気持ちのいい音楽を聴けて最高でした。彼は生で初めて見ましたが、才能あふれる素晴らしいミュージシャンでした。ギターの使い方も上手でこういうアメリカのミュージシャンを見るといつも感心してしまいます。

Boston

 今週は数年ぶりにボストンへ行ってきました。

本当に久しぶりにバークリーにも行き、懐かしさがこみ上げてきました。ふと知っている顔が現れそうに思ってしまうのですが、さすがに見知った人はいませんでした。

当時は朝から晩までまさに音楽漬けの毎日で、この写真の練習室がギター弾きの巣のような場所でした。ボストンに最初に渡ったのが12年前の7月でした。

今回はケンブリッジのラジオ局WMBRでインタビューと生演奏をやってきました。写真はDJのJoeGと。渋いおっちゃんでした。



そして夜はサマービルでソロでライブでした。最近同じ曲が多く慣れてきたのはいいですが、また新しい曲も増やしていこうという気になってきています。何か浮かべばいいですが。
明日は、ニュージャージーで行われるBlack Potatoes Music Festivalで弾いてきます。スライドギターの名手Sonny Landrethも出るようで観るのも楽しみです。

サマービルでのソロライブ

Summerfest 2

New Bedfordに着いた日はフェスのキックオフコンサートということで、PP&Mのピーターヤローが登場。かつて60年代に一世を風靡したトリオの曲をいろいろとやってくれました。暖かさと強さの混じり合った素晴らしいステージでした。

日曜の一つ目はInternational Workshopで、Whale Museum Theaterでの4人での出演でした。前出したイタリアのLivioの他、イギリスからは写真右端のJohn Robertsも渋い歌でよかったです。
このフェス最後の出演は、The KennedysのギタリストPete Kennedyとのデュオでした。各自の曲を一通りやったあとはフリーのセッションに。いい感じに盛り上がり楽しかったです。今回のフェスでは新しい出会いもあり、非常に実りある時間が過ごせました。