Tennessee

今週はテネシー州へコンサートで行ってきました。
一つ目は州の東部のノックスビルでの演奏。ここでの演奏は2度目でしたが、とても暖かい雰囲気で楽しかったです。

二つ目はそこから車で1時間半ほどのところにあるコスビーという山の中でのコンサート。Great Smoky Mountain国立公園という広大な森林のすぐそばにあります。コンサートまで時間があったので少し山に入り歩きました。
この森林は全く人の手の付けられていない部分が多いことで知られていて、非常に緑豊かな森でかなりいい気分でした。
コンサート後、主催してくれたBillと。彼は自分でもギターを製作するほどのギター好きで、戦前のマーティンのコレクションなど珍しいギターをいろいろと見せてくれました。彼が言うにはまだアメリカの南部の田舎には戦前からのギターが残っているということでした。それを発掘するのも彼の趣味の一つ。今度行ったときにはまた何本か増えてるかもしれません。

Fabulous Guitar Night

先週土曜は、コネチカット州New HavenのFabulous Guitar Nightというギターのコンサートで演奏してきました。

8人のアコースティックギタリストが出演して、いろんなジャンルの彼らの演奏を聴けて楽しい時間でした。楽屋ではギターのマニアな話もいろいろと盛り上がりました。

共演したのはパーカッションの武石聡さん。彼との演奏は10月初めの東京以来でしたが、相変わらず素晴らしいリズムでした。

今回の会場は、先週演奏したメリーランド州での教会とはうって変わって壮大なスケールの教会でした。町をあげてこのようなギターに関するフェスをやるというのはなかなか珍しくギタリストにとってはかなり嬉しいイベントでした。

            演奏の様子の動画。少し遠いですが。

Hill Chapel

ニューアルバムHeartlandの英語のブックレットが出来上がりました。友達のJeanに収録されている日本語の曲5曲をとてもいい感じの英語にまとめてもらい形になりました。最初は自分で全部英訳してみましたが、訂正されたのをあらためて見返してみるとなるほどなあと思う箇所がたくさんありました。
メリーランド州へコンサートへ行ってきました。ボルティモアから西へ1時間程入ったNew Marketという町の教会でのコンサートでした。1800年代に建てられた古い教会で、天井の高いとても音響のいい場所でした。
日本のライブではお客さんに一人出て来てもらって詩を読んでもらい自分がそれに音を付けるという企画をやっていましたが、今回アメリカでのコンサートでは初めてそれをやってみました。
泊まったのが教会の隣だったので、今朝はまた教会に戻り生音の響く空間でギターを弾くことができ貴重な時間を過ごしました。

ギターナイト

こちらは先週はThanksgiving(感謝祭)でした。基本的には家族が集まる年一度の行事でお正月のようなものでしょうか。今年も残り一月少しです。
今週末はコネチカット州で行われるギターのフェスティバルFabulous Guitar Nightというものに出演します。ジャンルの異なる8人のアコースティックギタリストが出るということで楽しみです。自分の紹介のところには、”North and South American Folk + Japanese roots”という表現で紹介されています。
去年のギターコンサートの様子

Cape Cod

 週末はマサチューセッツ州でのコンサートでした。

一日目は州の真ん中にあるマサチューセッツで3番目に人口の多いSpringfieldで、二日目はアメリカの最東部のケープコッド半島にあるSouth Yarmouth。ケープコッドは細長い半島で、とてもきれいな景色がひろがっていました。

ケープコッドの夕暮れ
先月から使用している新しいギターも好調です。
マサチューセッツの新聞に記事が載っていました。
今では避暑地でもあり、文化的なことも多く行われているケープコッドですが、ここにもかつてインディアンの人達が多く住んでいて、漁業、農業を行っていたと知りました。
ここからニューヨークまでは5時間ちょっと。早朝に出発して昼のニューヨークでの演奏に間に合いほっとしました。

333PRESS

お世話になっているレーベル333 discsウェブマガジンの今号に書かせてもらいました。「ニューヨークの街角から」というタイトルで書いています。他の記事もおもしろいですのでよかったら見て下さい。ページ中央下の「本を読む」というところをクリックすると見れます。その他質問コーナーでも登場させてもらっています。ページは以下です。

http://bccks.jp/bcck/109947/info

また新しいアルバム「Heartland」は日本語の歌詞の曲が5曲入っているため、アメリカの人達のために日本語を英語に直すのを友達のJeanに手伝ってもらっています。Jean自身シンガーソングライターだけあって言葉の選び方、言い回しにとても長けていて、英語の勉強になりました。完成すれば小さな英語の冊子をCDに付けて販売する予定です。

明日から日曜までマサチューセッツ州でのコンサートに出ます。

ハリケーンが去った後は雪が降りました。一日だけでしたが、かなり吹雪いて急に雪景色に変わりました。

今週はニューヨークの山の中で行われたフォークミュージックのイベントに泊まりがけで参加してきました。自分自身ここ何年かこのようなアコースティックな音楽の繋がり多くなってきましたが、そんな中毎回感じるのは、フォークをこよなく愛してそれを楽しもうという人達のコミュニティーの深さと大きさです。
会場からの景色。紅葉もこちらはもう終わりです。
ブルックリンでの最近の一枚。ジプシージャズです。

Video Clip

ニューヨークはハリケーンが去りましたが、地下鉄はまだ動かず、停電している地域も多いということです。ハリケーン後、急に空気も冷え込んできたような印象です。

今週の最初はそんな訳で住民は自宅待機ということで、自分も普段なかなかできなかった作業を少しやったりしていました。

明後日に予定されていたニュージャージー州の教会でのソロコンサートも、町に電気がまだ来ていないということと、倒木があちらこちらで道をふさいでいる状態ということで延期になりました。

今年の始めにテネシー州メンフィスで収録したテレビ局からその時のものをぐっと短くまとめたプロモクリップが送られてきました。よかったら見て下さい。

Autumn in New York

アメリカへ戻ってきて一週間ちょっと経ちました。時差ぼけは治ったと安心してる頃にぶり返してきます。

こちらは落葉の季節に入りました。

昨日は昼間ブルックリンでトリオでギグをやって、夜はマンハッタンでソロで演奏してきました。昼間はジプシーギター、夜は手に入れたばかりのギターに持ち替えました。

 フレンチギター。ネックの形状が四角くかなり荒削りなギター。
 夜演奏を終えてから、バークリー時代の仲間が近くでライブをやるというので見に行ってきました。コンテンポラリーなピアノトリオで、「うまいなー」を心の中で連発していました。そこで他のボストン時代の 友達とほんとに久しぶりに遭遇してびっくりしました。かつてボストン時代を共有したメンバーで一時を過ごせてかなり懐かしい気分に浸りました。

新しいギター

今回日本で新しいギターを手に入れました。

ここ数日弾き込んでいますが、言葉の通りギターの共鳴の世界へ惹き込まれていく素晴らしい楽器です。これからの相棒となるギターです。

本郷ギター(静岡県浜松市)のもので、ジャーマンスプルース(表)にマホガニー(サイド&裏)というギター。非常にきれいな音で、この先弾き続けていく過程でどのような音になっていくか楽しみです。

マホガニーの側面が美しいです。
ホールの周りも洗練されていてすっきり。
本郷さんの技術の正確さと丁寧さに驚かされます。
このギターの詳しいスペックは、下の本郷ギターのページへ。
http://www2.odn.ne.jp/hongoh-guitar/gallerly13.htm
http://www2.odn.ne.jp/hongoh-guitar/
魅力的なギターとウクレレの写真を見ることができます。アコギ好きは要チェック。