Boston

 今週は数年ぶりにボストンへ行ってきました。

本当に久しぶりにバークリーにも行き、懐かしさがこみ上げてきました。ふと知っている顔が現れそうに思ってしまうのですが、さすがに見知った人はいませんでした。

当時は朝から晩までまさに音楽漬けの毎日で、この写真の練習室がギター弾きの巣のような場所でした。ボストンに最初に渡ったのが12年前の7月でした。

今回はケンブリッジのラジオ局WMBRでインタビューと生演奏をやってきました。写真はDJのJoeGと。渋いおっちゃんでした。



そして夜はサマービルでソロでライブでした。最近同じ曲が多く慣れてきたのはいいですが、また新しい曲も増やしていこうという気になってきています。何か浮かべばいいですが。
明日は、ニュージャージーで行われるBlack Potatoes Music Festivalで弾いてきます。スライドギターの名手Sonny Landrethも出るようで観るのも楽しみです。

サマービルでのソロライブ

Summerfest 2

New Bedfordに着いた日はフェスのキックオフコンサートということで、PP&Mのピーターヤローが登場。かつて60年代に一世を風靡したトリオの曲をいろいろとやってくれました。暖かさと強さの混じり合った素晴らしいステージでした。

日曜の一つ目はInternational Workshopで、Whale Museum Theaterでの4人での出演でした。前出したイタリアのLivioの他、イギリスからは写真右端のJohn Robertsも渋い歌でよかったです。
このフェス最後の出演は、The KennedysのギタリストPete Kennedyとのデュオでした。各自の曲を一通りやったあとはフリーのセッションに。いい感じに盛り上がり楽しかったです。今回のフェスでは新しい出会いもあり、非常に実りある時間が過ごせました。

Summerfest no1

先週末はマサチューセッツまで行ってきました。New Bedford Summerfestへの出演のためで今回はソロで演奏してきました。ニューベッドフォードのダウンタウンにある古い街をフェスの会場にして行われている素晴らしいフェスティバルでした。

こちらのフォーク系のフェスティバルでは、ワークショップといった名のもとに4、5人のミュージシャンが同じステージ上で演奏する形式もよくあり、今回も3つのワークショップに出演してきました。それぞれユニークなミュージシャンで幸せな時間を過ごせました。

左からナッシュビルのストーリーテラー Jeff Black、オールドタイムのマスターJeff Davis、ここ数年でブレイクしたSeth Glierらと。それぞれ素晴らしかったです。
下は、楽屋で同じになった、イタリア人ミュージシャンLivio Guardiと。何かステージでも一緒にやろうということになり、スコットランド民謡”Water Is Wide”と彼のオリジナル曲を演奏しました。ハーモニカ、ギター、バンジョー、マンドリンといろいろできるマルチプレーヤーでした。

New Bedford

フィンガースタイルのフランス人ギタリストPierre
Bensusanがニューヨークに来るということで観に行ってきました。彼を生で見るのは初めてでしたが、ギター一本でのソロの世界に惹き込まれました。
自分もここ数年使っているDADGADチューニングを彼は長年駆使し独特の音を作ってきました。なるほどと頷ける部分が随所にありました。

下の写真はウィークリーのブルックリンでの演奏。この日はとても暑い中での演奏で3人とも少し気怠い顔をしています。またこの日はサッカーのユーロカップともかぶっていてすごい盛り上がりでした。
明日からNew Bedford Summefestに出演のため マサチューセッツ州のニューベッドフォードに向かいます。ピーター、ポール&マリーのピーターヤローも出るということで、こういう人達を近くで見れるというのもフェスならではです。ルーツ系の様々なミュージシャンが集まるようで楽しみです。

New Haven

 暑いです。アスファルト、コンクリートがさらに町独特のけだるい暑さを増幅させてるように感じます。

コネチカット州のニューヘブンまで演奏に行ってきました。前に書いたInternational Festival of Arts and Ideasでの演奏で、トリオでやりました。

ステージ上は風が強く、途中でパーカッションのRogerioの譜面台が倒れるハプニングなどもありましたが、気持ちのいい野外でのコンサートでした。またこの3人でもやれたらなと思います。

           Jean Rohe                  自分   Rogerio Boccato

International Festival of Arts & Ideas

ここ数日ニューヨークはすごい暑さに見舞われています。
本格的な夏という感じです。

今年の夏は各地のフェスティバルへの出演も結構あり、来週はコネチカット州であるInternational
Festival of Arts & Ideas
へ自分のバンドで出演します。今回のメンバーは、アメリカ人シンガーJean Roheと、ブラジル人パーカッショニストRogerio Boccatoとのトリオです。二人とも素晴らしい
ミュージシャンでどんな風になるか楽しみです。

Jean(左)とRogerio(右)
今回出演するフェスティバルのプロモーションビデオ


ビデオ

先週の金曜のニュージャージーでの演奏の動画です。
James Shippとのデュオで、この曲ではJamesはヴィブラフォンを弾いています。

Minstrel Concert

ニュージャージー州のMorristownでのデュオでのライブをやってきました。今回は、ヴァイブラフォン、パーカッションと両方できるJames Shippとのデュオでした。

マンハッタンからニュージャージーをつなぐホランドトンネルの手前で、金曜の夕方の怒濤の渋滞に巻き込まれながらなんとかMorristownに辿りつきました。

音楽的には、二人でこれから演奏会数を重ねていって磨いていかないといけない部分もいろいろと分かりましたが、アコギとヴァイブのブレンドはかなり気持ちよかったです。

Minstrel Concertはフォーク、アコースティック系のコンサートをいろいろやっていて、聴きにきているお客さんも暖かくいい雰囲気の中で演奏できました。

Steve Swallow

昨日はベーシストのSteve Swallowのバンドのオープニングとしてソロで演奏してきました。Steve Swallowは聴けばすぐ彼と分かるサウンドで様々な人のバックを支えてきた人で、自分にとっては80年代のギターのJohn Scofieldと一緒にやっていた時の印象がとても強いです。

現在71歳ということでしたが、まだまだばりばり弾いていて、素晴らしい演奏に感動しました。自分がソロで演奏した後、彼の方からよかったよと言いにきてくれて嬉しかったです。

来週は自分にとっては初めての試みで、オリジナル曲を鉄琴とのデュオで演奏します。昨日リハをしてきましたが想像以上にアコギとブレンドして、かなり新鮮で非常に楽しみです。
 動画はSteve SwallowがJohn Scofieldのトリオで近年やっているものです。渋いです。
 

スケッチ

先週演奏している途中、おじさんがさりげなく紙の筒を置いて去っていきました。演奏が終わって紙を広げてみると、そこにはこんな自分のギターを弾いている姿が描かれていました。紙の下にはReinaという名前だけが残されていて、店の人に聞いても常連の人ではないということでした。

先週はRubin Museumでパーカッショニストの武石聡さんとの演奏でした。いつも通りの素晴らしいプレイでした。
途中から見に来てくれていた同じくパーカッショニストの小川慶太くんに飛び入りしてもらって、ギター一人にパーカッションが二人という珍しいトリオで楽しかったです。
聡さんは自分よりもずっと前からアメリカを拠点に世界で活躍されている方でジャンルを超えて本当にたくさんのミュージシャンと関わっておられます。また、慶太くんも素晴らしい演奏家で、チェロのヨーヨーマや、自分が昔はまっていたブラジルのアサド兄弟のバンドにも参加していています。