マサチューセッツのグロウスターというところへ行ってきました。前回書いたギター3人のイベント”Artistry of the Guitar”です。ボストンからさらに北へ1時間ほど、海のすぐそばの町で今も漁業が盛んなところだそうです。
今回はやはりいろいろと勉強になりました。
Peter Janson。彼のギターを生で見て、聴いて正直参りました。音色が最高でした。マイクのみを使うというこだわりもよかったです。また共演したいです。
マサチューセッツのグロウスターというところへ行ってきました。前回書いたギター3人のイベント”Artistry of the Guitar”です。ボストンからさらに北へ1時間ほど、海のすぐそばの町で今も漁業が盛んなところだそうです。
今回はやはりいろいろと勉強になりました。
Peter Janson。彼のギターを生で見て、聴いて正直参りました。音色が最高でした。マイクのみを使うというこだわりもよかったです。また共演したいです。
今週はまた別の3人のギタリストによるコンサートです。このイベントの名前は”Artistry of the Guitar”。「ギター芸術」という感じでしょうか。二日間に渡るこのコンサートで自分は一日目の出演でKen BonfieldとPeter Jansonという二人のギタリストと自分という構成です。最初は各々のソロセットをやってから休憩後は3人でコラボをやるという企画で楽しそうです。この二人のアコースティックギターマスターからいろいろと学ぶことも多そうです。
最近こっちのギタリストを見ていて思うのはシンプルですが楽器を鳴らすということに長けていることでしょうか。おそらくそれも意識していないのでしょうが、手の大きさと厚みもその要因となっていると見ていて思います。
土曜日はロングアイランドにあるハンティントンという町でのコンサートでした。この町にあるFolk Music Society of Huntingtonという団体が主催しているイベントでこのソサエティーは今年で45年目ということで非常に長い間フォークミュージックに関わっています。
今回はフィンガースタイルギターに焦点をあてたコンサートで自分の他に二人のギタリスト、アメリカ人のHoward EmersonとカナダからBob Ardernと3人でのコンサートでした。
ニューヨークの北部のオンタリオ湖のそばにあるローチェスターでのコンサートへ。ローチェスターは今回で4度目。着いてまず驚いたのが、まだ冬の最中という感じで寒く雪が残っているということです。
まず到着してすぐにラジオ局のインタビューへ。この番組には前回も出させてもらいましたが、ホストのScottは本当にナイスな人でいつもこのスタジオに来ると暖かい気持ちになります。
演奏したのは全米でも指折りの楽器屋、ベルヌンジオミュージック。置いてある楽器の量と質に驚かされます。
フロリダでの演奏を終えて帰ってきました。向こうとニューヨークとの気温差は約20度。だいぶ違います。
一日目はフロリダ州北部のジャクソンビルにて、”Ultimate Guitar Crossing”という自分を含め3人のギタリストが集まってコラボするというコンサート。今回共演したMichael Jordan, Taylor Robertsともにすごい才能でした。良い刺激になりました。
二日目は南へ移動してセイントピーターズバーグという町でのコンサート。この町には去年に一度来たことがあるのですがそのときにお世話になったお二人とサッカー選手の山田さんの3人の日本人の方もかけつけてくれてとてもありがたかったです。
ジャクソンビルからセイントピーターズバーグへの途中で立ち寄ったセイントオーガスティン。ヨーロッパ人がアメリカに住み始めて以来の最もアメリカで古い町ということです。かなりスペイン風でした。
翌日はさらに南のサラソタへ向かいました。そこで土曜日曜と開催されたSarasota Folk Festival。
ヴァージニア州とノースキャロライナ州の演奏から帰ってきました。
近いと思ってたヴァージニアも今回はバスで行ったのですがさすがに遠かったです。バスに揺られること8時間ようやく着きました。
初日は大西洋に近いグロウセスターという町。開拓時代からの建物が残るきれいでこじんまりとした町でした。
演奏したのはギャラリーでもあり多目的なスペース。いろんなイベントをやっているということでした。天井が高くいい感じでした。
今回ヴァージニアの人達のリアクションの良さ、親しみやすさをとても感じて、コンサートもすごくやりやすかったです。
そこからさらに南下してノースキャロライナ州へ。雰囲気が何となくディープになっていくのが分かります。
演奏したSaint Anne Chapel。1920年から使われていたのが途中で放棄され何十年も使われないままにされていたということです。それを見かねた今回お世話になったKevinが購入して手入れをして今コンサートや結婚式などにも使っています。
新しい詩と音楽のプロジェクト”Words and Music”が昨日終わりました。
ニューヨーク市内から電車で北へ行くこと約4時間弱、サラトガスプリングスという町での演奏でした。この町にあるフォーク系の店Caffe Lenaは自分にとっても前からいつかここで演奏できればと思っていた場所で、継続しているフォークの店ではアメリカで最も古く1960年から今までずっとフォークのライブを提供してきました。店に飾られた写真などを見ているとこれまで演奏した数々の伝説のフォークミュージシャンが目につきます。
サラトガに着いて詩人のティモシーに駅まで迎えにきてもらい彼の親戚の家へ。そこで2、3時間二人で案を練りました。自分にとってもとても新鮮な日でした。こういう新しい試みは時にどうすればいいのかまだはっきりと分からない瞬間などもあったりしますがまた是非やりたい企画です。
ティモシーの朗読は本当に説得力がありひきつけられました。チョコレートや野球を題材にしたユーモア溢れるものから、政治的なものや、自然をテーマにしたものまでいろんな角度から書いていて感心させられました。
終わってから二人で近くのアイリッシュの店で遅い晩ご飯を食べました。さすがに北だけあって3月というのに冷え込みも相当なものでした。
明日ニューヨーク北部のサラトガスプリングスという町で、初めての詩人ティモシーメーソンとの共演ライブがあるのですが、そのライブがオンラインでストリーミングされることになりました。
ということで日本からもこのライブをお持ちのパソコンで観賞できます。コンサートは現地時間の7日(金)午後8時からですので、日本では8日(土曜)午前10時からです。このストリーミングはリアルタイムのみで、観賞の方法は下のリンクに行ってもらい、真ん中の赤い”Pay what you want”をクリックします。そして次のページでお好きな額を設定してもらえば完了です。興味のある方はチェックしてみて下さい。
http://www.concertwindow.com/shows/3968-timothy-mason-and-hiroya-tsukamoto
今回共演する詩人ティモシーは長らくアメリカのフォークシーンで活動している人で、いろんなストーリーを抑揚をつけながら流れるように語っていきます。それに自分が音楽をつけます。アメリカのストーリーテラーの神髄のようなものを感じさせてくれるとにかく渋い人です。今回の初共演どのようになるか楽しみです。
演奏するのはCaffe Lenaという1960年からずっとフォークのライブをやっている老舗の店で自分にとってはずっと演奏してみたかった場所です。